ドイツ製の機械式腕時計のイメージは? と聞かれたら、ほとんどの人が派手さのないシンプルなデザインと落ち着いた佇まい、より研ぎ澄まされた正確さなどを思い浮かべるのではないでしょうか。
実際、その通りのデザインやスペックを備えている腕時計が多いのですが、今回紹介するドイツ発のウォッチブランド・NOMOS Glashütte(ノモス グラスヒュッテ)の最新コレクション「Autobahn Director's Cut Limited Edition(アウトバーン・ディレクターズカット・リミテッド・エディション)」(61万500円)は、そんなイメージを劇的に覆すスタイリッシュなデザインが特徴。11月1日より発売がスタートします。
ノモス グラスヒュッテの時計製造175年を記念して作られた「アウトバーン・ディレクターズカット」は、著名デザイナーであるヴェルナー・アイスリンガー氏がデザインを担当。ホワイト/オレンジレッドの「A3(AB161011A32)」とブルー/イエローの「A7(AB161011A72)」、ブラック/グレーの「A9(AB161011A92)」の3色で展開され、各色とも販売本数が世界限定で175本と希少性の高さも備えています。
ダイヤルデザインと特徴的なルミナスリングは、その名の由来であるドイツの高速道路「アウトバーン」を走行する1960~70年代のビンテージカーに搭載されていたメーターを彷彿。ルミナスリングは時分針とともにスーパールミノバが施され、夜間暗所ではターコイズブルーに発光。日中と変わらぬ視認性により、時刻を正確に確認できます。
ムーブメントはノモスオリジナルのネオマティックキャリバー(機械式・自動巻)・DUW6101を搭載。文字盤に複数のカーブを設けることでムーブメント自体の厚みをわずか3.6mmとスリムにしながら、3日分のデイト表示とスモールセコンド表示を実現しています。
ケースバックには限定モデルであることを示す「AUTOBAHN・DIRECTOR'S CUT・LIMITED EDITION」の文字とモデル表記(A3/A7/A9)、「○/175」のシリアルナンバーが刻印され、機械式の醍醐味であるムーブメントの緻密な構造と可動の様子はシースルーの裏蓋越しにいつでも鑑賞することができます。
時計ケースはステンレススチール製で、サイズは41mm径×厚さ10.5mm、10気圧防水を搭載。風防と裏蓋にはサファイヤクリスタルガラスを配し、風防は反射防止コーティングが施されています。
ノモス・スポーツブレスレット(ステンレススチール製)が、ダイヤルと合わせて時計全体のスタイリッシュさを一層際立たせています。
時計の存在に気付いた周囲の人はもちろんのこと、装着している自分でさえもつい目が行ってしまいそうな魅力的なデザインを備えた「アウトバーン・ディレクターズカット」。コレクションの一本に加えてみてはいかがでしょうか。
>> ノモス グラスヒュッテ
<文/&GP>
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