2021年第3四半期(7月~9月)の中国スマートフォン市場は、前年同期比で-9%の出荷台数となりました。
しかしながら、Appleは+48%と大きく出荷台数を増やしています。
48%出荷台数を増やし、シェアを5%ポイント伸ばしたApple
調査会社のCounterpointによると、2021年第3四半期の中国スマートフォン市場は、前年同期比9%減となる7,650万台という出荷台数でした。
消費者の需要が弱く、さらに部品(特に4G通信向けSoC)が不足しているため、販売台数が落ち込んだとのことです。
そのなかでAppleは前年同期比48%増の出荷台数を記録し、シェアを5%ポイント伸ばしました。
Appleは部品の供給に大きな問題が発生しない限り、第4四半期(10月~12月)もiPhone13シリーズにより大きな利益をあげることが期待されています。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、iPhone13シリーズの供給不足解消に向けて「鋭意努力中です」と語っています。
5G対応スマホが79%を占める
中国では5G通信対応スマートフォンが広く普及しており、2021年第3四半期には販売された台数の79%を5G対応機が占めました。
売れ筋トップ10を見ても、4G対応は2機種のみで、残りはすべて5G対応であったとのことです。
Source: Counterpoint via Patently Apple
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-415983/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania