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ソニーの最新ネックバンドスピーカーで実現する「360立体音響」とは?

映画や音楽ライブ映像を迫力たっぷりのサウンドで楽しむためには、何台ものスピーカーや高性能アンプを揃えたサラウンドシステムが必要……。そんな時代はずいぶん昔に感じられるようになりました。ここ10数年でバーチャル3Dサウンド技術は大きく進化、臨場感たっぷりの音楽体験もかなりスマートに実現できるようになっています。

この秋ソニーから登場するネックバンドスピーカー最新モデル「SRS-NS7」(予想実勢価格:3万3000円前後)も、まさにそんなサウンドギアのひとつ。Dolby Atmosをはじめとする立体音響コンテンツをこれひとつで、しかもワイヤレスで体感できる、驚きのネックスピーカーです。

ソニー「SRS-NS7」は、同社のプレミアム4Kテレビ「BRAVIA XR」との連動により、さまざまなコンテンツで立体的なサウンドが体験できるネックスピーカー。いくつもスピーカーを並べたり、配線や設定に煩わされたりする必要もないし、サウンドボリュームを上げる必要もないから周囲への気兼ねも無用。「BRAVIA XR」のユーザーなら、ただ接続するだけで、迫力の音楽体験を耳元で実現できるようになるのです。

その秘密は、ソニーが独自に開発した立体音響技術 “360 Spatial Sound Personalizer”にあります。本来耳の形や聞こえ方の特性には個人差がありますが、この「SRS-NS7」では、専用アプリを用いてユーザーの耳の形を撮影、ひとりひとり異なる聴感特性を独自の個人最適化アルゴリズムによって解析。使う人に合わせて音場を最適化することで、よりリアルで没入感のあるサウンド体験ができるという仕組みです。

さらにこうした立体サウンドが楽しめるのは、Dolby Atmosをはじめとする3Dサウンドコンテンツに限りません。日頃身近に楽しんでいる2chコンテンツだって、前後左右のサラウンド音場に高さ方向の表現を加えることが可能。ドラマやバラエティも臨場感や広がりのあるいい音で楽しめます。

もちろんネックスピーカーとしての機能も優秀です。従来より振動板の面積を拡大させた“X-Balanced Speaker Unit”の搭載によって、スピーカーユニットのサイズを最大化、音圧を上げつつも歪みの少ないクリアな音を実現しています。

また耳元での音の広がりを感じられるよう、スピーカーユニットを斜め前向きにレイアウト。加えて低域を増強するパッシブラジエーターを左右にそれぞれふたつずつ配置することで、キレと存在感のある低音域も体感できます。

人間工学に基づいた設計のおかげで長時間肩に載せていても疲れにくく、耳をふさぐことがないから来客など周囲の音に気付かない、なんてこともなし。最長12時間の使用が可能なロングバッテリー仕様だから、長編映画はもちろんのこと、ドラマやアニメの連続シリーズを通し見たいときでも大丈夫。

対応するウォークマンやスマートフォンと組み合わせれば、“360 Reality Audio”対応の楽曲コンテンツも明瞭な立体感で堪能できますよ。発売は10月29日より。

>> ソニー「ワイヤレスネックバンドスピーカー SRS-NS7」

<文/&GP>

 

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