新型コロナウイルス感染症の影響で、継続する半導体不足や流通問題などにより、2021年第3四半期(7月〜9月)における世界タブレット出荷台数は、前年同期比で10%減となったと、調査会社Strategy Analyticsが伝えています。
Appleのみが2桁増
しかし市場全体が低迷するなかでも、AppleのiPadの出荷台数は好調でした。Strategy Analyticsの調査では、2021年第3四半期のiPad出荷台数は1,730万台で、前年同期と比較して15%の増加となっています。
タブレット出荷台数上位5ベンダーのうち、2桁成長を記録したのはAppleのみでした。これによりAppleの市場シェアは、前年同期から8%ポイント増の38%となっています。
AppleとLenovo以外は2桁減
上位5ベンダー中、Apple以外で出荷台数増を記録したのは3位のLenovoのみです。出荷台数は430万台で対前年同期比5%ポイント増、2021年第3四半期のシェアは前年同期比1.4%ポイント増の9%で3位でした。
2位のSamsung、4位のAmazon、そして5位のHuaweiの出荷台数は、いずれも前年同期と比べると2桁減の大幅ダウンを記録しました。
Samsungのタブレット出荷台数は前年同期比23%減の750万台で市場シェアは2.1%ポイントダウンの17%、Amazonの出荷台数は同26%減の370万台で市場シェアは1.4%ポイントダウンの8%、Huaweiの出荷台数は同64%減の180万台で市場シェアは6%ポイントダウンの4%となりました。
Source:Strategy Analytics
Photo:Apple
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania