Appleは早ければ2022年初めにも、最新チップ、ディスプレイ、センサーを搭載した、同社初の混合現実(MR)ヘッドセットを発売する計画を進めているようです。Bloombergのマーク・ガーマン記者が、ニュースレター「Power On」において報じています。
MetaのQuestヘッドセットと競合
先日Facebookが社名をFacebookからMetaへと変更し、今後はメタバースと呼ばれる仮想空間における様々な製品やサービスを提供することに注力していく計画を明らかにしました。
その計画には、Metaがすでに提供している仮想現実(VR)ヘッドセット「Oculus Quest 2」(今後Meta Questへと名称変更)の次世代製品リリースも含まれます。
ガーマン氏は、2022年発売見込みの次期Questについて「Apple初のMRヘッドセットと真っ向から競合することになるだろう」と述べています。
Apple初のヘッドセットはMR対応
また読者からの「Appleの新型ヘッドセットではゲームもプレイできますか、それとも拡張現実(AR)に特化したものとなるのでしょうか」という質問に対し、次のように回答しています。
Apple初のヘッドセットはMRとなる。つまりARとVR両方の機能を持つということだ。ゲームはどちらの環境でもプレイできるが、最高品質のグラフィックを用いた非常に高性能なゲームで求められるのは仮想現実だ。Appleの最初のヘッドセットには次のような狙いがある:高性能チップとハイエンド・ディスプレイを用いて、質の高い仮想現実ゲームを実現する、混合現実体験を提供することだ。実現までには今後数年かかるだろうが、いずれはARに特化したヘッドセットも登場するだろう。
Source:Power On
Photo:Antonio De Rosa
(lunatic)
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