凸版印刷株式会社は、寺社からのライブ配信で僧侶の案内を受けながらリモート参拝できるサービスを開発。2021年11月1日より、全国の高齢者介護施設利用者向けに販売を開始しました。また、第1弾として浄土宗大本山増上寺でのオンライン初詣イベントを2022年1月6日に開催予定です。
お守りなどを手に、臨場感のあるリモート参拝
同社は、このサービスを介護施設に提供することで、外出が制限され外とのつながりが減少する施設利用者に、人とのつながりや四季の移り変わりを届けたいとしています。
第1弾は、徳川家ゆかりの増上寺から
同社は、このオンライン初詣を皮切りに、全国の寺社から継続的な介護施設向けオンライン参拝体験の提供を行い、シリーズ化を目指すといいます。
なお、2021年の正月には、株式会社ザッパラスが福岡市の鳥飼八幡宮と連携した「オンライン初詣」を開催し、三が日の来訪者数が16,000人を突破するなど、参拝の新たな形を提案する神社仏閣のDXが進行中。このたびのサービスも、そんなDXを加速させるもののひとつとなりそうです。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/165744
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口