韓国メディアThe Elecが、Samsung Displayが2022年に1,800万枚の折りたたみ有機EL(OLED)ディスプレイを製造するとの見通しを伝えました。
市場拡大続く折りたたみスマートフォン市場
UBI Researchによれば、2022年のSamsung Displayの折りたたみOLEDディスプレイ製造数は、1,800万枚に達する見通しです。
折りたたみOLEDディスプレイのカバーガラスを供給するSamsung Displayの子会社であるDowooinsysは、超薄型ガラス(UTG)の製造ラインを拡張するとUBI Researchは述べています。
Samsung Displayは現在、折りたたみOLEDディスプレイ製造ラインを9箇所稼働させており、2021年は最大810万枚を製造する予定です。
製造ラインの歩留まりは80%〜90%と良好で、来年はGalaxy Z Fold3 5GおよびGalaxy Z Flip3 5GなどのSamsung Electronicsの折りたたみスマートフォンを1,400万台から1,600万台出荷することを計画しているようです。
中国企業も新規参入予定
UBI Researchは、折りたたみOLEDディスプレイ市場規模が年間4,900万枚に増加すると予測しています。
この市場にはSamsung Displayだけではなく中国BOEも参入済みで、CSOTも参入を計画していると噂されています。
Source:The Elec
Photo:Galaxy
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