5G通信対応スマートフォンの売れ行きは好調であり、2021年第3四半期(7月~9月)も前年同期比で大きな成長を遂げました。
そのなかでAppleは、iPhone12シリーズの発売以来シェアトップの座を維持し続けています。
前年同期比121%の成長を遂げた5Gスマホ市場
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第3四半期における5G通信対応スマートフォンの出荷台数は前年同期比で121%の成長を遂げました。
2021年第3四半期時点ではまだ4G通信対応スマートフォンのほうが出荷台数が多いですが、早ければ2021年第4四半期(10月~12月)に数が逆転するとみられています。
メーカー別では、2020年第4四半期にiPhone12シリーズを発売して以来首位を走っているAppleが、2021年第3四半期もシェアトップの座を維持しました。
ただ、今後は消費者が安価な5G通信対応Androidスマートフォンに目を向けるようになるため、シェアは減少するものとみられます。
中国ブランドの成長が鈍化
Strategy Analyticsは中国ブランドの成長が鈍化していると指摘しています。
これは、中国ブランドが国内需要に依存しており、国際的な流通が相対的に弱いことが原因ではないかとのことです。
このため、中国ブランドがシェアを拡大するためには、東欧や西欧への進出を続ける必要があるとしています。
また、今後インドで5G通信が普及することで恩恵を受けるなどし、2022年以降はSamsungがシェアを伸ばしていくとみられます。
Source: Strategy Analytics
Photo: ぱくたそ
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-417105/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania