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キャリア各社、鉄道事業者と共同で「歩きスマホ」注意喚起キャンペーンを実施

歩きスマホ ポスター
 
NTTドコモやKDDI、ソフトバンク、楽天モバイルは鉄道事業者や電気通信事業者協会等と共同で、11月1日から「やめましょう、歩きスマホ。」キャンペーンを実施しています。

「やめましょう、歩きスマホ。」キャンペーン

やめましょう、歩きスマホ」キャンペーンは、駅構内等におけるスマートフォンの「ながら歩き」による利用者同士の衝突や線路への転落等の事故を防止するための取り組みです。
 
11月1日~11月30日のキャンペーン期間中は、駅構内や車内等に注意喚起のためのポスターが掲示されます。
 
同キャンペーンは2014年から実施されており、2020年は10月に実施されました。
 
なお、NTTドコモは11月1日、公式Twitterアカウントにおいて、「やめましょう、歩きスマホ。」キャンペーンを周知し、駅やホームでのマナー向上への協力を呼び掛けています。
 

2021年7月には死亡事故も

MMD研究所が10月19日に公表した「2021年スマホ依存と歩きスマホに関する定点調査」の結果によると、調査対象となった15歳~69歳の人のうち、約7割がスマホに依存していると認識していました。
 
また、歩きスマホについては、9割以上の人が危険だと感じている一方で、7割以上の人が「歩きスマホをしたことがある」と回答しており、更なる注意喚起が必要な状況です。
 
2021年7月には、東京都内の踏切で発生した死亡事故の原因が、歩きスマホだった可能性があると報じられています。
 
事故で亡くなった女性は、スマホを操作しながら歩いて踏切内に進入し、踏切「内」で遮断機が下りた際に、そのまま立ち止まっていました。
 
スマホの操作に集中し、踏切の外にいると勘違いした可能性があり、駅のホームや踏切等での歩きスマホの危険性が改めて浮き彫りとなっています。
 
 
Source:電気通信事業者協会(PDF)
(seng)

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