一昨年あたりから火が点いたサウナブーム。全国各地の名門サウナを訪ねる巡礼の旅も、お気に入りのサウナに足しげく通うのも楽しいけれど、ありきたりなサ活には近頃少々食傷気味というベテランサウナーもいるかもしれません。周囲とはひと味違うサウナ体験をお望みのあなたなら、この秋日本初上陸の“バーニャ”ことロシアサウナに注目を。
なかなか海外に行けない昨今ではありますが、TERMA.CAMPの「テントバーニャ・ストーブセット」(16万5000円)さえあれば、本格ロシアサウナがいつでもどこでも楽しめますよ。
この秋デビューとなるバーニャジャパンのTERMA.CAMPは、おそらく日本初となる本格的なロシアサウナブランド。“バーニャ”とはロシア語で“サウナ”や“蒸し風呂”を指す言葉なのですが、じつはロシアのバーニャ文化は、おなじみフィンランドサウナに負けず劣らずの長い歴史があるのだとか。
気心の知れた家族や仲間と心身共に温まりながら、ゆっくり時間を過ごしてリフレッシュするのがバーニャの楽しみ、これをテントサウナで気軽に楽しめるのが、今回国内初上陸となったTERMA.CAMPの「テントバーニャ・ストーブセット」というわけです。
このセットは、屋外用テントバーニャ「Terma10 Arctic」と、熱源となるストーブ「アルタイ」 によって構成されています。
「Terma10 Arctic」は、特殊な3層構造の断熱生地で作られたサウナ専用テント。優れた断熱性のおかげで、極寒の地ロシアでも最高120°Cまで室内温度を上昇させられます。
設営時サイズは1900×1900×1950mmとかなり大型、出入り用の開口部に大きなスイングドアを備える点にも、思わず「さすがロシア仕様…」と唸ります。
ロシアやバルト三国のサウナでは、オークや白樺などの枝を束ねたもので体を叩いたりマッサージしたりする、“ウィスキング”と呼ばれる独特のトリートメントが行われるのですが、広いスペースと大きく開くドアはこのウィスキングがやりやすいため。換気や温度調節がしやすいのもメリットです。
一方、室内を温めるためのストーブ「アルタイ」 は、615×280×475mm、重さ14kgの薪ストーブで、ロシアサウナ用としてはコンパクトな部類に入るものとのこと。
本体に蒸気発生装置を搭載するためストーンなしでも手軽にロウリュが楽しめますが、「そうは言っても、やっぱりロウリュにサウナストーンは欠かせない」という人のために、「サウナストーン」(斑れい岩輝石 20kg、1万1000円)も別売りオプションとして用意されています。
このほか煙突の熱を使ってロウリュ用の水を温められる「ウォータータンク」(1万8000円)、長時間の入浴やウィスキングで一緒に使いたい「ウィスキングベッド」(3万3000円)もラインナップ。国内にいながらにして本格ロシアサウナを楽しみたい人、この冬のお楽しみにどうですか?
>> BANYA JAPAN
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/410307/
- Source:&GP
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