Windows 11においてSnipping Toolなどのアプリがクラッシュする問題に対し、Microsoftが修正パッチをリリースしました。
現状はInsider向けですが、テストは数日で終わる予定で、11月の累積更新プログラムに含まれる可能性があります。
Microsoftのデジタル証明書失効問題を解決するパッチ
この修正パッチは、Microsoftのデジタル証明書が10月31日で失効したことに起因する問題を修正するためのものです。
Snipping Toolなどを開くことができないほか、仮想キーボードや絵文字、クリップボードパネルなどの機能が動作しないため、SモードのデバイスでWindows 11を正常に使用できなくなったという報告もありました。
修正パッチは「KB5008295」としてリリースされ、現在はInsiderプログラム参加者向けのみに提供されています。
しかしながら、このパッチは数日でベータテストを終了する予定であり、一般向けには11月の累積更新プログラムに含まれる可能性があります。
システムの日付変更でSnipping Toolの問題は解決可能
このパッチが一般向けにリリースされるまでは、システムの日付を変更することでSnipping Toolの問題は対処可能です。
具体的には、システムの日付を10月31日に変更し、その後正しい日付に戻すだけで解決するといいます。
また、MicrosoftはPrint Screenキーやキーボードショートカット「WIN+Shift+S」によるスクリーショットキャプチャを使用する回避策を提案しています。
Source: Windows Latest
(ハウザー)
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