App Storeやアプリ内での決済に関する法律の問題で揺れる韓国で、Appleの地域担当責任者であるブランドン・ユン氏が退職していたことが判明しています。
Apple側の交渉代表
退職したブランドン・ユン氏は2018年にAppleに入社し、韓国のゼネラルマネージャー兼セールスチーフを務めてきました。またAppleが反対する韓国のApp Storeやアプリ内決済に関する規制法案について政府と交渉する際のApple側の代表にもなっていました。
ブランドン・ユン氏の退社は規制法に関する交渉の行方にも影響しそうですが、情報筋によると今回の問題とユン氏の退社には関連性がないとしています。Appleはまた新たな責任者の元で一貫した姿勢で政府との交渉を進めていくと考えられます。
なお韓国が施行の準備を進めている法律はApp Storeでのアプリ購入やアプリ内の決済に他社決済サービスを利用できなくすることを禁止するものです。Appleは10月に決済サービスに関する基準を緩和しており、新たに規制を強化する必要はないと主張し、この法律の施行に反対しています。
Source:AppleInsider
(KAZ)
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