Qualcommの次期フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)である、Snapdragon 898のGeekbenchスコアが公開されました。
Snapdragon 888よりもシングルコアでは7%ほど高いスコアとなっていますが、マルチコアでは負けています。
Samsung Galaxy Tab S8+で測定されたスコア
このスコアはSnapdragon 898を搭載するとされている、SamsungのGalaxy Tab S8+によって測定されたものです。
それによると、シングルコアが1,211、マルチコアが3,193というスコアでした。
これに対してSnapdragon 888はシングルコアが1,129、マルチコアが3,629というスコアですので、シングルコアでは約7%勝ったものの、マルチコアでは大幅に負けているということになります。
iPhone13 Pro(A15 Bionic搭載)のスコアは、1,729/4,582です。
最終的な性能比較をおこなうには信頼性が低い
この結果は、まだ開発中のものである可能性があるのと、1機種の結果でしかないため、最終的な性能比較をおこなうには信頼性が低いものです。
スペック的にはSnapdragon 888を超えるCPUコア構成であり、これを上回るスコアを記録すると考えられます。
Snapdragon 898には発熱の問題があるとされており、そのためにクロック周波数を抑えたベンチマーク結果なのかもしれません。
リーカーのIce universe氏はSnapdragon 898のGeekbenchスコアについて、シングルコアが1,200、マルチコアが3,900としています。
Source: Geekbench via GSMArena
Photo: Pixabay
(ハウザー)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania