スマートフォンのGPUやAIの性能が上がるにつれ、DRAMに求められる帯域もより高くなっています。
Samsungは業界初のLPDDR5X DRAMを発表し、LPDDR5の1.3倍以上の帯域を実現しました。
8.5Gbpsの帯域を持ちながら消費電力を削減
このLPDDR5X DRAMは、LPDDR5(6.4Gbps)の1.3倍以上となる、8.5Gbpsの帯域を実現したDRAMです。
業界最先端の14nmプロセスを採用することで、LPDDR5に比べて消費電力も約20%削減したとしています。
また、16GビットのLPDDR5Xチップは、1つのメモリパッケージで最大64Gバイトの容量を搭載でき、増加の一途をたどるスマートフォンのRAM需要に余裕を持って対応可能です。
Galaxy S22シリーズに搭載?
このLPDDR5X DRAMはSamsungの次期フラッグシップスマートフォンである、Galaxy S22シリーズに搭載される可能性があります。
SamsungはGalaxy S20/S21シリーズでLPDDR5を採用しており、S22シリーズでLPDDR5Xを採用しても不思議ではありません。
AppleのiPhone13シリーズはLPDDR4Xを採用していますが、スマートフォンの性能にはメモリ帯域が重要であるため、将来的にはLPDDR5あるいはLPDDR5Xを採用するかもしれません。
Source: Samsung via Wccftech
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-418411/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania