さまざまな問題が見つかっているGoogleのPixel 6シリーズの指紋センサーに新たな問題が見つかりました。
バッテリーが0%になると、たとえ充電しても指紋センサーが使用不可能な状態に陥るとのことです。
バッテリー切れで使用不可能になる指紋センサー
これはRedditユーザーのTechAudience2888氏によって報告された問題です。
Pixel 6 Proのバッテリーが0%になったため充電したところ、指紋スキャナのアイコンが画面に表示されなくなり、指紋認証でのロック解除ができなくなったとしています。
設定を確認したところ、登録したはずの指紋がなくなっており、再設定しようとしても指紋採取後に、
「登録が完了しませんでした。指紋の登録がうまくいきませんでした。もう一度試していただくか、別の指をお使いください」
と表示され、別の指でも家族の指でも登録ができなかったとのことです。
バッテリー切れが起きなくても同じ現象が起こったユーザーも
この投稿に対し、さまざまな人が同じ現象が起こったと返信をしています。
なかには、バッテリー切れを起こさなくても指紋認証によるロック解除ができなくなったユーザーもおり、根本原因は別にある可能性もあります。
解決にはファクトリーリセットしかない
今のところ、指紋認証を再び有効にするには、ファクトリーリセットによって工場出荷時の状態に戻すしかないようです。
Googleの問題追跡ページにすでにこの問題は登録されており、さらに多くの人々がこの問題について議論しています。
Pixel 6シリーズの指紋認証機能についてはほかにも、指紋認証が遅いという問題や、他人の指で認証が通るという問題が報告されています。
指紋認証が遅いという問題に対しては、Googleは認定画面保護フィルムのリストを公開し、それらの利用を推奨しています。
Source: TechAudience2888/Reddit, Google Issue Tracker via Android Authority
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-418581/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania