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iOS15.2ベータ2、AirTagによるストーキング防止機能を強化

AirTag
 
開発者向けにリリースされたiOS15.2ベータ2では、他人のAirTagや「探す」ネットワーク対応機によって自分の位置情報が追跡されていないか確認できる機能が追加されています。

近くにある他人のAirTagを確認、無効化の方法を案内

Appleが現地時間11月10日にリリースしたiOS15.2ベータ2では、「探す」アプリの「持ち物を探す」タブに「自分を追跡できる持ち物(Items That Can Track Me)」メニューが追加されました。
 

 
このメニューを開くと、ユーザーは自分の位置情報を追跡しているアイテムがないか確認できます
 
近くに他人のアイテムが発見された場合、アイテムによる追跡を無効化する方法を確認でき、意図せず位置情報を追跡されることを回避できます。

落とし物を返すのを手伝う方法の案内も追加

iOS15.2ベータ2では、「探す」アプリに「落とし物を持ち主に返すのを手伝う(Help Return Lost Items)」メニューも追加されています。
 
このメニューを開くと、AirTagや「探す」ネットワーク対応アイテムを発見した際に、持ち主に連絡する方法が案内されます。

持ち物発見の事例も多い一方、悪用への懸念も

AirTagなど「探す」ネットワーク対応デバイスは、暗号化された通信を使って持ち物の位置情報を把握できるため、電動キックボードオートバイ自動車などを無事に発見できた事例が報告されています。
 
一方で、持ち物にAirTagを忍び込ませられて位置情報を知られてしまうと、ストーカーなどに悪用される可能性がある、との懸念も提起されています
 
なお、AirTagが8時間〜24時間にわたって所有者から離れた場合、サウンドを再生し、AirTagと移動している人に知らせる機能があります。

 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(hato)

 
 

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