Appleが取得した、ドローンに関連する特許2件が、米特許商標局(USPTO)によって公開されました。
開発の事実を隠すためまず海外で特許申請か
Appleの特許取得関連情報に詳しい米メディアPatently Appleによれば、今回USPTOが公開した2件のドローン関連特許は、どちらもすでにシンガポールで特許申請されています。
Appleは米国企業であるため、通常はまず米国内で特許申請を行います。しかし特許申請書はUSPTOによって公開されるので、米メディアなどにその事実が発見される確率が高くなります。
特許は申請したいが、その事実の発見を遅らせたい米企業が取る手段は2つある、と米メディア9to5Macは説明します。ひとつは特許申請から公開までの期間を遅らせること、もうひとつは海外で申請することです。
Appleがドローン関連特許2件をまずシンガポールで申請したのは、同社がドローンを開発中であるという事実を発見されるのを遅らせるためではないかと、Patently Appleと9to5Macは指摘しています。
今年3月にもドローン関連特許を申請していた
USPTOが今回公開したAppleの特許の1件目は、ドローンとコントローラーを同期/同期解除する技術に関するもの(Unmanned Aerial Vehicle and Controller Association)です。
そしてもう1件は、セルラーネットワークを利用して、ドローンを制御、追跡する技術に関連する特許(Unmanned Aerial Vehicle Tracking and Control )です。
Appleは今年3月にも、ドローンの無線通信技術に関する特許を申請しています。
Source:USPTO(1), (2) via Patently Apple, 9to5Mac
Photo:auto imagen/YouTube
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-419050/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania