2021年初めにモバイルでフルサイズの画像プレビューを展開したTwitter(ツイッター)は、ウェブでの画像プレビューの自動トリミングも廃止する。ウェブ版のTwitterでは、画像はトリミングされることなくフルサイズで表示される。これにより画像がタイムラインにどのように表示されるかを心配する必要はなくなり、撮影時と同じように画像は表示されることになる。
これまでは、ユーザーが画像プレビューをクリックせずにスクロールすることが多いタイムライン上で、より凝縮されて表示されるように、プラットフォームが自動的に画像をトリミングしていた。同社は3月、ユーザーに画像がどう見えるか正確なプレビューを提供するため、iOSおよびAndroidユーザーの一部を対象に、この変更を初めてテストした。
This is now available on web!
Pic looking good in the Tweet composer? That’s how it will look on the timeline.
— Twitter Support (@TwitterSupport) November 10, 2021
今回の変更により、ウェブ上のユーザーのタイムラインでは、画像が縦方向のスペースを占めるようになるが、画像全体を見るために手動で画像をクリックしなければならないことに比べれば、手間はかからない。
今回の変更は、Twitterが自社のプラットフォームを改良し、サービスをより利用しやすくするために行ったものだ。最近では、ユーザーが自分のSpaces(スペース)へのダイレクトリンクを共有することで、他のユーザーがTwitterにログインすることなく、ウェブ上でライブオーディオセッションに参加できるようになった。また、2021年初めにカナダとオーストラリアで開始したプレミアムサブスクリプションサービスTwitter Blue(ツイッターブルー)を、月曜日に米国とニュージーランドでも開始した。
画像クレジット:Bryce Durbin / TechCrunch
[原文へ]
(文:Aisha Malik、翻訳:Yuta Kaminishi)