LEXUSは、「都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる」というテーマのもと、同社が考えるライフスタイルを体験できるグローバル規模のブランド活動発信拠点「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO(以下、INTERSECT)」を運営しています。
そしてこのたび、「INTERSECT」にて、アート・テクニカルディレクター遠藤豊氏監修のもと、最新の光制御技術「RAYCREA」を活用し、光の新たな表現の可能性を提示するインスタレーション「hex flat crystallized (ヘクスフラットクリスタライズド)」の展示を開始しました。
面照明の可能性を見出す最新技術
「RAYCREA」とは、光学フィルムや自動車関連部品などを展開する日東電工株式会社が開発した光制御技術。一般的なガラスやアクリル板に、「RAYCREA」のフィルムを貼り、端部にLED光源を組み合わせることで、フィルムを貼った面だけを光らせることができます。
このフィルムには長さの制約がなく、大面積の発光を可能にするため、一般的な窓ガラスやアクリル板を照明に変えることが可能。また、フィルムが光の向きを制御するため、角度によって明るさを制御することもできます。さらに、フィルムの片面のみが光り、もう片面は透明性を保つことや、曲面への貼り付けができる柔軟性などの特徴もあり、新たな面照明の可能性を見出す技術として注目されているようです。
見る位置によって変わる光の表情
そんな「RAYCREA」を活用したインスタレーションが登場。「INTERSECT」の1Fガレージとウインドウにて、2021年11月11日~2022年1月24日(予定)の期間で展示中です。
1Fウインドウでは複数のアクリル板が色を纏いながら短冊のように重なり合い、多様な色を生み出すことで行き交う人々の目を引く展示を実施しています。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/166536
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口