【快適ラクチン趣味活モノ】
この数年で放っておくだけの自動調理や時短に役立つ機能を備えたキッチン家電が多数登場した。 最近はそ の便利な機能が進化して、より使い勝手がいいモデルがお目見え。週末の料理が捗りそうだ。
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食材を入れてボタンひとつで料理が出来上がる自動調理鍋や、2品同時調理に対応するオーブンレンジなど、簡単・時短を売りにするキッチン家電が急増。
特に昨年からは自宅で調理する機会が増えた家庭も多く、こうした家電が重宝されている。そんな中で、最近は 細かな使い勝手を改良して、よりスムーズに調理できる工夫を 凝らした家電が登場している。
家電+ライフスタイルプロデュ ーサーの神原サリーさんも「コンロなどを使う普段の調理と組み合わせやすいなど、使い勝手をさらに高めている」と、その便利さを認めている。
「例えば、象印マホービンの自動調理鍋は、ジッパー付きの食品保存袋を使った調理に対応し、下ごしらえや洗い物の手間を減らせます。ホーロー製の内鍋がガスコンロでの調理に対応するなど、柔軟に使えるところも便利ですね」
調理方法や対応メニューをより充実させたモデルなら、意外と面倒な献立選びの手間を減らすことにもつながる。また、シンプルな構造を採用し、お手入れを楽にする工夫を凝らした家電も目立つ。
「さりげなく暮らしに寄り添う便利さ」(神原さん)で、日々の食事にも週末のメニューにも活躍してくれる。
神原サリーさん
新聞社勤務、フリーライターを経て独立。広尾にキッチンを備えた家電アトリエを構える。家電分野を中心に幅広い媒体での執筆や商品企画、コンサルティングなどを手がける。テレビ出演も多数
1. 下ごしらえから調理、保存まで気が利く機能が充実!
象印マホービン
「STAN.自動調理なべ EL-KA23」(実勢価格:3万3000円前後)
材料を入れて設定するだけでカレーや煮物、スープ、米料理を作れる自動調理鍋。最大12時間前から予約・保温可能で、朝に材料をセットして帰宅後に完成させるという使い方にも対応。無水調理や温め直し機能も搭載。普段の洗い物が3点のみで済むのも便利だ。最大調理容量2.3L。
2. 細かな使い勝手まで追求したコンパクトな低温調理器
アイリスオーヤマ
「スリム低温調理器 LTC-02」(実勢価格:1万8000円前後)
手持ちの鍋に固定してほったらかし調理ができる低温調理器。温度と時間を設定すると、鍋内の水を一定温度で加熱/保温。
じっくり加熱し、肉や魚を柔らかく仕上げられる。従来より本体が小型になり、小さな鍋でも使いやすくなった。
3. 現代のニーズにマッチした40年ぶりの新モデル
東芝
「電気圧力鍋 RCP-30R」(予想実勢価格:2万2000円前後)
最大1.8気圧の高圧力と、約117°Cの高温で調理することにより、調理時間を最大1/4に短縮できる電気圧力鍋。無水調理や 低温調理、炊飯など8種類の機能を搭載する。満水容量3l、調理容量2l。12月中旬発売予定。
4. 専用アプリとの連動でメニュー選びも設定もスムーズ
日立
「過熱水蒸気オーブンレンジヘルシーシェフ MRO-W10Z」(実勢価格:15万円前後)
食材の重さと表面温度を測り、出力と加熱時間を自動で調節する過熱水蒸気オーブンレンジ。専用アプリでレシピを検索し、オートメニューの設定を本体に送信可能。アプリは調理完了の通知や操作方法の検索にも対応する。庫内容量 30l。
※2021年11月6日発売「GoodsPress」12月号18-19ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/高橋智 写真/湯浅立志(Y2)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/412745/
- Source:&GP
- Author:&GP