Qualcommの次世代フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)の名称がこれまでの情報のものとは異なるといわれ始めましたが、MediaTekの次世代フラッグシップSoCについても同様かもしれません。
「Dimensity 2000」ではなく、「Dimensity 9000」である可能性があります。
Dimensity 「2000」ではなく「9000」?
TwitterユーザーのIce universe氏(@UniverseIce)によると、MediaTekの次世代フラッグシップSoCの名前は「Dimensity 9000」であるとのことです。
Snapdragon 898 ㄨ
Snapdragon 8 gen1 ✓ (this is the naming logic but not finalized)
Dimensity 2000 ㄨ
Dimensity 9000 ✓
Exynos: "WTF? I don't need to change it, right?"— Ice universe (@UniverseIce) November 15, 2021
このチップは従来、「Dimensity 2000」という名前としてさまざまなリーク情報が出ていました。
MediaTekはこのチップでQualcommが強いハイエンドスマートフォン市場に食い込もうとしています。
QualcommのSnapdragonのハイエンドチップが「8」で始まる型番であることから、MediaTekはそれを超えるという意味で「9」で始まる型番を採用したのかもしれません。
MediaTekの次世代フラッグシップSoCについては、Qualcommのものを超えるCPUスペックを備えつつ、消費電力が低く、価格が安いといわれています。
すでに多くのスマートフォンブランドがハイエンドモデルにDimensity 9000の採用を決めているという情報もあります。
Samsungの次世代フラッグシップSoCの名前は変わらない?
Qualcommも次世代フラッグシップSoCの名称を「Snapdragon 898」ではなく「Snapdragon 8 gen 1」にするとされています。
この結果、Androidスマートフォン向け次世代フラッグシップSoCのなかで、これまでの情報から名称が変わるという情報がないのはSamsungのExynos 2200だけです。
Exynos 2200は、AMD製の高性能GPUを搭載し、レイトレーシングをサポートするなど、これまでのExynosシリーズから大きく進化したスペックを持ちます。
その意味で、名称あるいは型番を大きく変えてもおかしくありませんが、現状の「Exynos 2200」という名称は前世代のExynos 2100から大きく変わっていません。
Samsungはこの次世代チップを外販するともいわれており、QualcommやMediaTekの動向次第では、Samsungもアピールのために名称変更をおこなう可能性があるかもしれません。
Source: Ice universe/Twitter via Notebookcheck
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-419840/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania