クルマのサブスクリプションサービスを展開する株式会社KINTOは、2021年11月1日〜4日の期間に、車の所有者でなおかつSDGsについて他人に説明できるという人550名を対象に、インターネット調査にて「電気自動車(BEV)への関心度調査」を実施しました。
次の車をBEVにしたい人37.8%! そのワケは?
同調査にて、現在保有しているクルマの種類を尋ねたところ、ガソリン車が約7割、ハイブリッド自動車(HEV)が約3割と上位を占め、BEVは4.5%となっています(複数回答)。しかし、「あなたがクルマを買い換えるとしたら、次は何を選びたいですか」という質問に対しては、56.4%のHEVに次いでBEVが37.8%となりました。
次の車としてBEVを選んだ人にその理由を尋ねると、「排気ガスがなく環境に優しいから(59.6%)」「走行コストが安いから(49.0%)」「カーボンニュートラルに配慮しているから(45.7%)」という回答が多数に。その他、自由回答では、「エコカー減税があるから」「災害時の電源」などの回答も得られたといいます。
BEVへのハードルは?
では、次の車にBEVを選ばなかった人の理由は何でしょう?
最も多かった回答は「車両価格が高額(53.8%)」となり、続いて「外出先で充電できる場所が少ない(50.0%)」「フル充電で走れる距離(航続距離)が短いから(47.7%)」となりました。しかし、次回の車にBEVを検討していない人でも、「電気自動車に試乗できる機会があれば、乗ってみたいと思いますか」という質問に対して67.21%の人がポジティブな回答をしていることから、全く関心がないというわけではなさそうです。
また、「電気自動車に期待したいこと」を質問すると、上記のBEVを選ばなかった理由上位3つの改善を期待する声が多数。このことから、現時点では、「価格」「充電環境」「航続距離」の3つがBEVへの買い替えのハードルとも言えるでしょう。
「価格」や「航続距離」については、今後の企業の対応や開発に期待するとして、「充電環境」については徐々に拡充されてきていることをTechable(テッカブル)でも取り上げています。例えば、スリムで近未来的なEV充電器を展開する株式会社プラゴ。アプリと連携した充電サービスで、EVユーザーの外出先での充電の不安解消などに貢献しています。
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(文・Higuchi)