調査会社のTrendForceが、2022年のスマートフォン市場の予測を発表しました。
Appleが首位のSamsungに肉薄する一方、背後にはXiaomiが迫っています。
Appleが首位と2%ポイント差の2位に
TrendForceは2022年における世界のスマートフォン市場について、前年比3.8%増の約13億9,000万台の出荷台数となることを予想しています。
メーカー別ではSamsungが首位を維持する一方、AppleがSamsungを上回る成長率で、首位と2%ポイント差の2位になるとのことです。
Appleは第3世代iPhone SEと、下半期に発表するであろう新型iPhone(iPhone 14?)によってシェアを伸ばすことが見込まれています。
しかしながら、部品価格の上昇に伴いiPhoneの価格を上げざるを得ないため、シェアの増加は制限されるとの予測です。
Xiaomiが大きく成長してAppleに迫る
また、中国メーカーのXiaomiが前年比15.8%という大きな成長率で、Appleに2%ポイント差の3位に入ると予想されています。
Xiaomiは比較的早くから世界市場に進出しており、新型コロナウイルスの収束とともに海外での販売拡大の恩恵を受け、出荷台数を伸ばすとのことです。
Xiaomiは2024年までにスマートフォン出荷台数世界一を達成することを目標としています。
4位のOppo、5位のVivoも好調であり、2022年のスマートフォン市場もメーカー間の激戦が繰り広げられそうです。
Source: TrendForce via Gizchina
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-420357/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania