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仏海軍“戦闘ダイバー部隊”と共同開発したチューダーの新作ダイバーズ

1950年代から1980年代までフランス海軍に腕時計を納入していた歴史を持つスイスの腕時計ブランド、TUDOR(チューダー)。そのブランドのDNAを引き継ぐ機械式ダイバーズウォッチ「ペラゴス FXD」(44万3300円)がリリースされました。

フランス海軍の特殊部隊“コマンドー・ユベール” との共同開発によって生まれたこの新作モデルは、頑丈な構造のストラップバー一体型ケースや、反時計回りに目盛りを刻んだ両方向回転ベゼル、ファブリックストラップなど、海軍を思わせるデザインと険しい任務にも耐えうる性能を備えたプロ仕様の一本です。

「ペラゴス FXD」のマットネイビーブルーのダイヤルとセラミック製回転ベゼルは、フランス海軍によって使用されてきた数々のモデルの中でも人気を博した「チューダー M.N.」と呼ばれる「Ref.9401」から着想を得たもの。暗所でも発光強度を高める「スノーフレーク」針やスクエア型アワーマーカーも採用しています。

また、42mm径のチタニウム製ケースはストラップバーと一体化した新しい構造で、頑丈さと独特なシルエットを実現。ケース全体にはサテン仕上げを施して、光の反射を抑えたマットな質感に仕上げています。

特徴的なのが、120のノッチと0から60までの発光性目盛りが“反時計回り”にあしらわれた両方向回転ベゼル。これは、戦闘ダイバーたちの重要な任務である“水中ナビゲーション”において使いやすい仕様で、ベゼルリングもグローブ着用の手でも操作しやすいようケース本体よりも大きくつくられています。

スチール製ケースバックには、錨の上に帽子を載せた「Marine nationale(フランス海軍)」のロゴと“M.N.21”(Marine nationale 2021)のイニシャルを刻印。
ムーブメントは、非磁性シリコンバランススプリングを備え、約70時間のパワーリザーブを誇る、スイス公認クロノメーター認定を取得したマニュファクチュールキャリバーMT5602を搭載しています。

ストラップには、かつてのフランス海軍を彷彿とさせる、ファブリックストラップを採用。ネイビーブルーにグレーのセンターラインが入ったポリエチレン製織りリボン(幅22mm)にセルフグリップ着脱システムを組み合わせた、新開発のデザインです。

さらに、水兵帽のリボンを思わせるテキスタイルモチーフがエンボスされたラバーストラップとチタニウム製“D”バックルも付属。

200m(660フィート)の防水性能も備えたこのモデルは、本格仕様のプロフェッショナルダイバーズを求める人にぴったりの1本です。

>> TUDOR

<文/&GP>

 

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