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焼損から約2年……。首里城が「バーチャルOKINAWA」にて復元実施!

2019年10月31日に発生した火災により焼損した世界遺産・首里城。その再建を願う気持ちが広がる中、株式会社あしびかんぱにーは、沖縄美ら島財団監修のもと、「バーチャルOKINAWA」β版にて首里城を復元することを決定しました。

「首里城エリア」で擬似観光! スマホからのアクセス可能に

「バーチャルOKINAWA」は、2021年4月にVRChat内にβ版をオープンした沖縄発のメタバース。現在、「国際通りエリア」を公開しています。

今回の首里城復元にあたり、新たなエリアとして「首里城エリア」を構築予定。来場者は、仲間同士で会話をしながら、復元された首里城を見て回ることができるといいます。また、これまではPCとVRデバイスでしかアクセスできませんでしたが、「首里城エリア」公開に合わせ、スマートフォンからのアクセスにも対応するようです。首里城エリアの公開は、2022年春頃を予定。現在開発中の首里城エリアの一部をYouTubeにて公開してます。

同社は、メタバースで首里城を公開することで、沖縄の文化を世界に発信するとともに、首里城再建への想いをより強いものにし、沖縄伝統文化の保全に寄与したいとのことです。ちなみに現在、「首里城エリア」の他、釣り体験やゴーヤーボウリング、古民家&ビーチエリアなども開発中。

9月のイベントには世界中から約1万人が来場!

「バーチャルOKINAWA」は、2021年2月より開始したクラウドファンディング「バーチャル国際通り奇跡の1マイル再現プロジェクト」を通じて実現しました。「国際通りエリア」は、実際の国際通りを再現するだけでなく、再現されたアーニー・パイル国際劇場で三線ライブを体験したり、空を泳ぐ魚の群れにエサ(ちんすこう)をあげたりと、バーチャル空間内で楽しめる機能を実装しています。

そんな「バーチャルOKINAWA」では、2021年9月4日に「一万人のエイサー踊り隊2021オンラインINバーチャルOKINAWA」が開催されました。伝統ある県内最大級のエイサー祭りをバーチャル上で再現し、エイサー演舞や沖縄民謡など沖縄伝統芸能を体感できるステージや、沖縄物産をその場で購入することができる屋台などを展開。ご当地バーチャルタレント・根間ういを中心に全国のバーチャルタレントが祭りを盛り上げ、世界中から来場した約1万人が沖縄の祭りを楽しみました。

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「バーチャルOKINAWA」公式サイト

(文・Higuchi)

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