パナソニック i-PRO センシングソリューションズ株式会社と米国のbtrax, Inc.は、未来に発生し得る課題の解決にチャレンジするグローバルデザインコンペ「i-PRO Future Design Challenge」を初開催しました。
「テクノロジーが発展しすぎた未来社会の犯罪を解決する」というテーマに沿ったデザインを、2021年7月8日~8月31日の期間で募集。そして11月18日に3つの受賞作品を発表しました。
コンペの目的は?
同コンペは、「便利であるはずのテクノロジーは、犯罪にも使われる可能性を持つ“諸刃の剣”とも言えるのではないか? 」という思いに端を発し、デザインの力で未来に発生し得る新たな課題の解決にチャレンジする取り組みです。
応募作品は、4名の審査員により、コンセプトのオリジナリティや説得力、テーマに即していて社会にポジティブな影響を与えられるか否か、コンセプトやデザインを発想する際のプロセス(プレゼンテーション)などを評価されました。結果、Gold Awardに1作品、Silver Awardに2作品が選出されています。
主催者は、初回にもかかわらず、多数の応募があったことや作品のクオリティーの高さに驚いたとのこと。全体的にハイレベルな作品がそろう中、アワードに輝いた3作品は一体どんなものだったのでしょうか……。
受賞作品の紹介
それでは、受賞作品を簡単に紹介していきましょう。
この作品は、スマートホームがもたらす快適さによって、人々の危険に対する直感が鈍り、周囲の状況や環境の異常に気づきにくくなるという危険性を回避するというコンセプトのもと制作されたとのことです。
PR TIMES
「i-PRO Future Design Challenge」公式ページ
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/167019
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口