【快適ラクチン趣味活モノ】
秋が深まり、冬が近づいて寒さが増すと、家事をするにも面倒なことが出てくる。そんな困りごとを便利な家電で解消。現代のニーズにマッチした機能で、毎日のストレスを軽減できるはずだ。
* * *
最近は以前より外出しやすい状況になってきているが、冬場はやはり家にこもりがち。室内環境を健康的に保つなら、換気は欠かせないところだ。
「コロナ禍以降、家の中の空気に敏感な人も増えていて、こまめに換気をすることが当たり前になってきました。しかし、冬場は外気が冷たいので、換気しづらい季節。そこで高性能な空気清浄機や換気機能を備えたエアコンに人気が集まっています」(コヤマさん)
もうひとつ、冬場の家事で困ることが、食器などの洗い物。水が余計に冷たく感じて億劫になるが、かといってお湯で洗ってばかりいると手肌が荒れる原因にもなる。
「冬に限らず食洗機を使うのが楽ですし、水も節約できますが、サイズの問題で置けない家庭が多いのも事実。ただ、最近はサイズがコンパクトで、水道工事が不要なモデルも増えています。小型だと収容量が気になりますが、4人家族くらいの食器なら十分カバーできるでしょう」
コヤマタカヒロさん
米・食味鑑定士の資格を有し、キッチン家電を得意とする家電ライター。特に男子目線での調理家電の選び方・評価・検証は信頼性が高い。このほかデジタル分野にも精通する
「室内の空気をきれいに保つのが難しい…」
外気が冷たくなる冬に窓をこまめに開けて換気するのは辛いもの。2月くらいになれば花粉の侵入も気になる。そんな時こそ、大風量タイプの空気清浄機や、換気機能を備えたエアコンが活躍する。
1. 換気時に気になる花粉や埃を素早くパワフルに吸引
パナソニック
「加湿空気清浄機 F-VXU90」(実勢価格:10万円前後)
従来の「ナノイー」比で100倍のOHラジカルを生成する新「ナノイーX」を搭載した空気清浄機。花粉やアレル物質、カビのスピード抑制や、ニオイのスピード脱臭に効果があり、気流を部屋全体に循環させながら空気を清浄する。空気清浄の適用床面積は40畳(加湿空気清浄時は35畳)。
2. パワフルに空気循環させつつシックハウスの原因も抑制
ダイソン
「Purifier Humidify+ Cool formaldehyde 加湿空気清浄機 PH04 WG」(実勢価格:9万9000円前後)
冬は加湿器、夏は扇風機としても使える1台3役モデル。掃除/交換不要の酸化分解触媒フィルターを採用し、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを除去する機能も備える。
空気を強力に循環させる気流も特徴で、遠くにある空気の汚れも引き寄せて部屋全体の空気を清浄する。
3. ルームエアコンだけで換気や給水レスの加湿にも対応
パナソニック
「エオリア LXシリーズ」(予想実勢価格:35万円前後/14畳用〜)
換気や除湿に加えて、加湿機能も搭載したルームエアコン。暖房時に外気から取り込んだ水分を室内へ送るため、給水レスで加湿できる。
専用アプリを使って帰宅時や就寝時に合わせた運転を行う機能や、室内の有害物質抑制に効果がある新「ナノイーX」も搭載。11月中旬発売。
「冷たい水での洗い物が大変…」
洗い物はお湯の方が油汚れなどが落ちやすいが、手荒れの原因にも…。とはいえ冬に冷たい水で洗うのも大変だ。それならばスリムで置きやすい、最新の食洗機を頼るのもひとつの手だ。
4. 工事不要で設置できるスリムなタンク式食洗機
パナソニック
「スリム食洗機 NP-TSP1」(予想実勢価格:8万3000円前後)
水道工事不要で設置できるタンク式食器洗い乾燥機。付属カップでタンクに給水する仕組みで、奥行き34.1cmとスリムながら約4人分の食器を一度に洗える。後から分岐水栓式への変更も可能。庫内容量36l。11月中旬発売。
5. 4人分の食器をお任せでしっかり洗浄&乾燥
AQUA
「食器洗い機(送風乾燥機能付き) ADW-S3」(実勢価格:5万5000円前後)
上段、中段、下段(2個)の4つのノズルを備え、4カ所からのシャワーで洗い上げる食器洗い乾燥機。内壁には傷や汚れがつきにくく、清潔に保てるステンレスを採用。通常コースに加え、約72°Cのお湯ですすぐ高温仕上げコースも用意。
※2021年11月6日発売「GoodsPress」12月号36-37ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/高橋智>
【関連記事】
◆奥行きスリムな食洗機なら置けるかも!タンク式でも使える2wayモデルもあるぞ!
◆工事不要、UV除菌までしてくれる食洗機で家事のひと手間を減らしちゃおう!
◆水道工事不要の食洗機で面倒な家事を時短しよう!
- Original:https://www.goodspress.jp/features/414327/
- Source:&GP
- Author:&GP