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ゲーム自体がセラピー?体調不良を感じてるなら「人にやさしくなるゲーム」やってみて!

薬局やドラッグストアで展開しているクラシエ薬品の漢方薬ブランド「漢方セラピー」。効能などがわかりにくく取っつきづらいイメージのある漢方薬に対して、対応する症状や悩みなどをわかりやすく工夫したパッケージを使用し、2006年の誕生以来、根強い人気を博しています。

そんな「漢方セラピー」がこのたびブランド誕生15周年を記念して、カードゲーム「人にやさしくなるゲーム」(3630円)を発売。全世界で20万部を突破した「海底探険」など人気アナログゲームを多数生み出しているオインクゲームズと共同開発しており、ゲームとしての完成度も高いコラボ商品となっています。人とコミュニケーションを取る際の対象になりにくかった、身体の症状や悩みについて意識しやすくなるというゲームデザインが特徴的です。

「人にやさしくなるゲーム」は、周囲からのヒントをもとにすばやく自分の症状に気づくことを目指すのが目標となります。ゲームは“体調不良の人”と“まわりの人”に分かれて行われます。

“体調不良の人”は45種類ある症状カードを1枚引き、内容は見ないままおでこに当て、他のプレイヤー全員(周りの人)に見えるようにします。“周りの人”は9枚ある“アプローチカード”を引き、そのカードに書かれた方法で、“体調不良の人”に“セラピーワード”という声掛けをします。「体調不良の人」は症状リストを見ながら、声かけをヒントに自分の“症状カード”を当てることができれば成功です。

なお、成功や失敗に関係なく“体調不良の人”は、「この人の言葉は優しかった」「症状に気づかせてもらえた」と思う人に対してセラピーチップを1枚渡します。このようにして“体調不良の人”の役を交代して繰り返していきます。ちなみに、ルールについては、勝ち負けを明確に決める方法と、全プレイヤーで協力する方法の2種類のプレイスタイルから選択できます。

▲アプローチカード

このゲームのポイントは“アプローチカード”。例えば、オノマトペカードが出た場合は、“ガンガン”や“グルグル”など擬音語や擬態語を使用しなければならず、なりきりカードが出たら、上司や恋人、子どもなど指定された役職になりきって“セラピーワード”を伝えなければなりません。もちろん、症状名が含まれる単語は使用できないので要注意です。

ゲームを進めるにつれて、自らの体調への感覚が鋭敏になったり、他人に対して自然と優しい対応になったりしていくので、ゲーム自体がセラピーのようでもあります。なんとも不思議なアナログゲームで癒しと遊びを両立させてみてはいかがでしょうか。

>> クラシエ薬品「人にやさしくなるゲーム」

<文/&GP>

 

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