日本にもかなり浸透したブラックフライデーセールですが、今年はオンラインでの売上が初めて前年比で減少したそうです。
部品不足がその一因とみられています。
一番人気があった商品はNintendo SwitchとMeta Oculus 2でした。
オンラインでのブラックフライデーセールの売上が前年比で初めて減少
Adobe Analyticsの調査によると、2021年におけるオンラインでのブラックフライデーセールの売上は89億ドル(約1兆90億円)で、2020年の90億ドル(約1兆203億円)に及ばなかったそうです。
オンラインでのブラックフライデーセール期間の売上が前年比で減少するのは史上初めてだといいます。
部品不足と購入の早期化が原因
この減少については、世界的な部品不足が原因の1つだと考えられています。
Adobe Analyticsによると、2020年1月以降在庫切れの表示が124%増加しているとのことで、消費者がほしくても買えないことが昨年に比べて増えているようです。
特に家電や電子機器が最も大きな影響を受けており、チップ不足が関係していると考えられます。
また、Adobe Digital Insightsの主任アナリストであるヴィヴェク・パンドゥヤ氏は、セールが早期に開始され、消費者の購入が早まったことも原因の1つではないかとしています。
なかには10月からセールやプロモーションを開始した店もあり、消費者はブラックフライデー期間にこだわらずに、柔軟に買い物をしているようです。
Nintendo SwitchとMeta Quest 2が一番人気、スマホからの注文が増える
今年のブラックフライデーセールで最も人気があったのは、Nintendo SwitchとMeta(旧Oculus) Quest 2だったそうです。
Apple製品では、AirPodsや10.2インチiPadも人気でした。
また、買い物の44.4%がスマートフォンからの注文であり、昨年より10.6%増加したとのことです。
Source: Adobe via The Verge
(ハウザー)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania