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「開けゴマ」って言ってみたい……。ヒトの口や身体の動きを読み取るAIを活用した自動扉が登場

株式会社シーエーシーと株式会社日建設計総合研究所は、人間の”合図”をAIが感知して機器や装置をコントロールするジェスチャーコントロールエンジン「UT-AIZ(ユーティーアイズ)」を開発しました。

そして、この「UT-AIZ」を、ゴールドマン株式会社の開き戸用自動開閉装置「アシスト・スイング」に搭載し、ジェスチャー認識と顔認証で扉を開閉する「アシスト・スイング UT-AIZ」のコンセプトモデルを開発。2021年12月6日~8日に東京ビッグサイトで開催される「スマートビルディングEXPO」に出展するようです。

人間の“合図”を検知し、機器を操作する

「UT-AIZ」は、人間の身振り手振り、口の動き、SOSの合図などを読み取り、電気信号を送ることでIoT機器・装置の駆動につなげるシステム。これにより利用者は自身の状況に適した方法で機器・装置を操作できます。

具体的には、照明器具や空調設備、昇降機設備、サイネージ、病院のナースコールなどの機器・装置を操作したいときに、口の動きや身体の動きなどをAIに感知させて、動作させることができるということです。

そんな「UT-AIZ」のサービスモデル第1弾として開発されたのが、「アシスト・スイング UT-AIZ」のコンセプトモデル。ジェスチャー認証と顔認証で扉を自動開閉します。人や状況にあわせて何通りもの開き方を選択できるため、障がいを持つ人や要介護者、両手で荷物を持った人など、ドアを開けにくい状況の人でも快適に通行できるようです。また、顔認証技術により、カードキーやスマートフォンなどを使わずに非接触で開閉できるのもポイントでしょう。

そもそも「アシスト・スイング」とは?

このたび、「UT-AIZ」が搭載された「アシスト・スイング」は、既存のドアを「自動ドア」に変えることができるデバイス。画期的なのは、開き戸であっても自動ドアにすることができることです。開閉時に人や物に当たると静止し、元に戻るコンピューター制御により、世界基準の安全性を確保しています。

主な導入場所は、商業施設や宿泊施設、病院や住宅マンションなどで、大型・中型の後付けタイプや、開閉頻度の多い所向けの大型埋め込みタイプ(新規工事のみ)を提供中です。

「アシスト・スイング UT-AIZ」のコンセプトモデルは、「アシスト・スイング」の起動をコントロールする部分に「UT-AIZ」を組み込むことで開発されました。

PR TIMES(1)(2
ゴールドマン株式会社

(文・Higuchi)

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