2021年春に3大キャリアがサービスを開始した、オンライン専用の新料金プランの利用者満足度調査の結果をオリコンが発表しました。満足度ランキングトップは、NTTドコモが提供する「ahamo」でした。
3社のオンライン専用プラン利用者2,122人の満足度
オリコンが発表した、携帯3社のオンライン専用の新料金プラン(キャリア格安ブランド)の満足度調査は、NTTドコモの「ahamo」、ソフトバンクの「LINEMO」、auの「povo」のサービス選定に関与し、メイン回線として1カ月以上継続している18歳〜69歳の利用者2,122人を対象として2021年7月9日〜8月10日にかけてインターネットで実施しています。
なお、LINEMOはスマホプラン、povoはpovo1.0が調査対象となっています。povoは9月から基本料金0円から利用できる「povo 2.0」の提供を開始しています。
総合満足度の結果は以下のとおりです。オリコンが同時に発表した携帯4キャリアの満足度調査結果と比較して、3サービスとも高い満足度を獲得しています。
- ahamo(72.1点)
- LINEMO(70.4点)
- povo(70.0点)
8項目中6項目でahamoがトップに
オンライン専用プランは、「加入手続き」「繋がりやすさ」「料金プラン」「初期設定のしやすさ」「保証サービス」「付帯サービス」「サポートサービス」「コストパフォーマンス」の8項目について満足度を調査しています。
総合1位になったahamoは、「繋がりやすさ」「料金プラン」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「付帯サービス」「保証サービス」の6項目で1位になっており、とくに分かりやすさ、最適さ、選びやすさ、などの小項目からなる評価項目別「料金プラン」では78.5点と、全ての評価項目で最も高い評価を獲得しています。
ahamoの利用者からは「ドコモの時より多くの通信量を使えるようになった(20代・男性)」「ドコモの品質を大容量なのに格安で利用できる点が良かった(30代・男性)」などの声が寄せられています。
料金プラン、3サービスとも「合っている」が9割超
利用している料金プランが自分の生活スタイルに合っていると思うか、という質問に対しては、「とても合っている」が全体で40.0%でした。ahamoは43.0%、LINEMOは38.6%、povoは37.0%と、各サービスとも高い割合となっています。
「とても合っている」「やや合っている」の合計は、全体で92.4%、ahamoが93.2%、LINEMOが92.1%、povoが91.7%の順で、いずれも9割以上のユーザーが合っていると回答しています。
推奨意向でもahamoがトップ
利用しているサービスをどの程度薦めたいかを「とても薦めたい」「まあ薦めたい」「あまり薦めたくない」「全く薦めたくない」の4段階で評価した回答を得点化した結果は以下のとおりでした。
- ahamo(72.6点)
- LINEMO(69.7点)
- povo(68.4点)
現在、携帯大手キャリア各社が提供している残価設定型のスマートフォン販売方式は、キャリアのメインブランドの回線契約がなくても利用できます。iPhone Maniaでは、LINEMO利用者の筆者がソフトバンクの「トクするサポート+」(11月17日から「新トクするサポート」に名称変更)を利用して、iPhone13 Proを購入したレポート記事も公開しています。
Source:オリコン (1), (2)
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-423408/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania