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Apple Carのハードウェアエンジニアがエアタクシーのスタートアップに転職

archer
 
Teslaから約2年前にAppleに引き抜かれたエンジニアが、電気エアタクシーのスタートアップ企業Archer Aviationに転職したことが明らかになりました。

Apple Car事業のエンジニアリング担当シニア・ディレクターだった人物

マイケル・シュウェカッシュ氏(Michael Schwekutsch)のLinkedInのプロフィールが更新されているのを、米メディアCNBCが発見しました。同氏は、AppleからArcherへと移った模様です。
 
シュウェカッシュ氏は、元々電気自動車メーカーTeslaのパワートレーン部門のを率いていた人物で、2019年始めにAppleから引き抜かれました。Appleでは、自動運転車プロジェクトApple Car事業のエンジニアリング担当シニア・ディレクターを務めていました。

9月にも別のAppleエンジニアが他社へ

Apple Car事業のバイス・プレジデントだったダグ・フィールド氏が、米自動車大手Fordに移籍した、と9月に伝えられました。
 
今回のシュウェカッシュ氏の転職は、気候問題に取り組む技術系スタートアップ企業が、最も優秀なエンジニアを集めることができることを示している、とCNBCはコメントしています。Teslaでエンジニアリング担当副社長を務めていたシュウェカッシュ氏は、車両設計に関する100件以上の特許を保有しています。

電気駆動のエアタクシーを開発

シュウェカッシュ氏が移籍したArcherは、垂直方向に離着陸する電気駆動のエアタクシーの開発に取り組んでいます。同社は、従来の燃料を消費する航空機や自動車から発生する騒音や排気ガスを避けて、短時間で乗客を運ぶことを目指しています。
 
1人の乗客と1人のパイロットを乗せることができる「Maker」と呼ばれるモデルをすでに開発しており、現在4人乗りのモデルも開発中とのことです。
 
 
Source:CNBC
Photo:Archer Aviation
(lexi)

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