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Snapdragonのネーミングルールを変えたのは「数字が不足してきたから」

Snapdragon 8シリーズの画像
 
QualcommはSnapdragon 8 Gen1の発表に先立ち、Snapragonを独立したブランドにし、ネーミングルールを変更することを発表しました。
 
変更の理由についてQualcommの幹部が説明をおこなっています。

ネーミングルールの変更は「数字が不足してきたから」

Qualcommの上級副社長兼チーフ・マーケティング・オフィサーであるドン・マクガイア氏は、ネーミングルール変更の理由について、純粋に「数字が足りなくなってきたから」と説明しました。
 
これまでのSnapdragonシリーズの型番は3桁の数字で表されており、たとえば2020年に発表されたフラッグシップSoCの名前はSnapdragon 888です。
 
そして、数字が大きいほど性能が高いシステム・オン・チップ(SoC)であることを示しており、たとえばSnapdragon 870は888よりも後から発表されましたが、型番が示すように888よりも低位の製品となっています。
 
しかしながら、このまま3桁の数字を使い続けるとSnapdragon 899で行き詰まってしまうため、ネーミングルールの変更をおこなったとしています。
 
新しいネーミングルールは「Snapdragon」+「1桁のシリーズ番号」+「世代番号」であり、新しく発表されたフラッグシップSoCはこのルールに則って「Snapdragon 8 Gen1」と名付けられています。

独立したブランドにした理由は、QualcommよりもSnapdragonの方がよく知られているため

また、Snapdragonを独立したブランドにした理由については、Qualcommの知名度が低いためとしています。
 
Snapdragonのことを知っている人よりもQualcommのことを知っている人は少なく、「Qualcomm + Snapdragon」をブランド名にすることでむしろマイナスの影響が出ているといいます。
 
そこで、「Qualcomm」の名前を外し、今後は「Snapdragon」ブランドのみを訴求していくとのことです。

 
 
Source: MyDrivers via Gizchina
(ハウザー)

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