正月休みが近づくにつれ気になってきたのがスーツケース。長らく大きな旅行にも行けなかったし、そろそろ温泉でも浸かってのんびりしたいところ。
この先も長く使うならシンプルな方がいいと思い
・仕事でも使いやすい上品なデザイン
・上積みができるハードケース
・静かに走行する静音設計
・タフで軽量なポリカーボネート製
・長期間出かけるわけではないので小型タイプ
と、最近のスーツケースでは王道のスペックでリサーチ。
すると、気になるアイテムを発見。プロテカ「スタリア CX LTD 22L」(5万6100円)という、小さいコインロッカーにも対応する小型スーツケース。しかも、ONでもOFFでも使いやすい新色の“ヘアラインブラック”。
そんな「スタリア CX LTD 22L」を実際に試させてもらったのですが、その使いやすさに驚かされました。
小型のコインロッカーに入れられるため、荷物を預けるのに困らないのはもちろん、キャスターのゴロゴロ音も気にならない静かな走行とストレスない足運び。さらに“マジックストップ”というピタッと止まるシステムなど、今まで感じてたストレスを全て解消してくれているんです。
■預けやすい=余裕のある旅
ホテルのチェックインまでの空いた時間。スーツケースをコインロッカーに入れて観光でも、なんて思っていたら大型のコインロッカーが空いてない! 一度ホテルに預けに行くのも時間がもったいないし、結局転がすことに…。
そんな事態を避けられるのが「スタリア CX LTD 22L」の一番の魅力です。大型のコインロッカーは小型に比べて数が少なかったり、小さい駅だと小型のコインロッカーしかなかったりして困った経験があります。
そこで実際に都内数カ所の小型コインロッカーに挑戦。
この日試したコインロッカーの中で最も小さかったのが、W35.5×H32×D66cmというサイズ。コインロッカーってドアの設計上、表記されているよりも入り口が狭かったりするのですが、それでもスッと出し入れできました。
「スタリア CX LTD 22L」の魅力はサイズだけではありません。
個人的に一番驚いたのが、エース独自開発で特許を取得している“マジックストップ”。ワンタッチで簡単に車輪を固定できるため、電車内などでの転がりを防止してくれます。
電車内の揺れでも安定感が抜群な“マジックストップ”機能は、エスカレーターでも重宝しました。自立して安定してくれるのはほんと助かります。ちなみにエスカレーターでは、落下防止のためスーツケースより下に立ち、ハンドルからなるべく手を離さないようにしましょう。
そして、体感音量を大幅に削減した“サイレントキャスター”は、早朝、深夜のアスファルトでも近所迷惑を気にせず走行可能。
また、四輪設計の“ベアロンホイール”による快適な走行性は、自由自在にスーツケースを操れます。
総合精密部品メーカー 「ミネベアミツミ社」の、摩擦抵抗を極限まで抑えた高耐久性クロム鋼ベアリングがキャスターの回転を補助し、さらにキャスターに「溝」を入れることで従来のキャスターと比較し静音性も更に向上したという“ベアロンホイール”。
四輪になっていることで縦でもスムーズに走行できるだけでなく、Uターンにもストレスなく対応してれます。と、いろいろ説明しましたが、この快適性は実際に試してみないと伝わらないのが残念なところ。ぜひ体感して欲しいポイントです。
また“ポリカーボネート”と“ABS混合樹脂”を採用した外装は耐久性だけでなく軽いため、階段なども持ち運びやすいメリットがあります。
■ON/OFF使いやすい高級感のある“ヘアラインブラック”
新色の“ヘアラインブラック”は高級感だけでなく細かい傷が目立ちにくいのも特徴です。だからこそ、長く新品のように使えます。
そしてこの“ヘアラインブラック”はカジュアルでも上品な大人の印象に格上げしてくれるのも魅力です。アルファインダストリーズのような大人も着やすい上品なミリタリーアウターがしっくりきます。中でもMA-1のような光沢感のある素材を使ったアウターは、“ヘアラインブラック”の上品さと親和性が高く◎。パンツやスニーカーはモノトーンでシンプルなスタイリングがいいかも。
スーツなどのビジネススタイルの場合は、バッグやシューズといった小物をブラックで統一すると、より上品なスタイルに仕上がります。
スーツケースにセットアップ可能な背面スリーブ付きのリュックなら、PCなどの重い荷物が入っていても負担を軽減。電車に座った時のリュック置きとしても便利で、あらためてスーツケースの使い勝手の良さを実感します。
内装は両側にメッシュ素材の仕切りがあり、開けた時の荷こぼれを防ぐ仕様に。
フロント側はメッシュポケット付きで視認性が高く、小物をしまっておくのに便利。最近はミニショルダーを仕分けポーチ代わりに使って、そのまま旅先のサブバッグとして使用するのがマイブーム。
そしてメッシュポケットのさらに奥には…。
あまり見られたくない洋服や下着などを収納。ユニクロのウルトラライトダウンと厚手のロンT、パンツ×2、靴下×2、半袖Tシャツ×2が入ったポーチが余裕で収まるサイズです。モバイルバッテリーや充電器など硬い物やカメラなどの衝撃に弱いものは、洋服を緩衝材代わりに一緒にしまってあげるのもおすすめ。
向かって右側はハンドルがついているため、その分だけスペースは逆側と比べて少々狭め。とはいえ、27cmのシューズを収納できました。これならランニングシューズを入れて、旅先でランニングを楽しむのもアリかも。小型ながらもリュックと両使いすれば十分2泊3日の旅行をできる容量です。
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日本ブランドであるプロテカは、日本人に合わせたサイズ感や使い勝手の良さが魅力のスーツケースブランドです。北海道の赤平工場で生産されていて、約70年にわたって培ってきたエースの技術とノウハウが集約された高い品質も特徴。細部に至るまでしっかり作り込まれた美しさと、一度味わったら他は使えない快適さがあります。
また、“小型のコインロッカーに入るサイズ”というコンセプトも日本ブランドならではのアイデア。例えば、宿泊地の手前で途中下車して、スーツケースはコインロッカーに預けて観光。というのもアリかも。
荷物を預けやすい「スタリア CX LTD 22L」なら余裕を持った出張や旅行ができそうですね。
>> プロテカ
<取材・文/宇田川雄一>
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