これまでのフラグシップAndroidスマートフォンはQualcomm製システム・オン・チップ(SoC)を搭載したものばかりでしたが、2022年にはライバルとなるMediaTekのDimensity 9000を搭載した端末が登場します。
これにより、ユーザーにとっては選択肢が増える一方悩ましい状況となりそうです。
実際のスマートフォンが登場する前のユーザー評価は拮抗しており、わずかにDimensity 9000がSnapdragon 8 Gen 1を上回っているという調査結果が出ました。
Dimensity 9000の方を評価する人は54.16%
Android Authorityが1,500人以上の読者から回答を得たところによると、現段階ではQualcommのSnapdragon 8 Gen 1よりもMediaTekのDimensity 9000の方を評価する人が多かったとのことです。
ただ、その差はMediaTekの54.16%に対してQualcommは45.84%と小さく、評価は拮抗しているといえそうです。
スマートフォン業界ではDimensity 9000の方が評価が高いという情報があります。
価格で有利なMediaTek、実績で評価されるQualcomm
回答をした読者のコメントによると、Dimensity 9000は価格が安い点が評価されているようです。
どちらも同じような性能を備えているのであれば、端末価格が安い方を選ぶという意見が寄せられました。
一方、エミュレーターやカスタムROMを利用している人は、実績があるQualcommの方が良いと述べています。
Dimensity 9000にはミリ波5G通信に対応していないという弱点がありますが、回答した人々はあまり気にしていないようです。
Dimensity 9000を搭載したスマートフォンは来年2月に、Snapdragon 8 Gen 1を搭載したスマートフォンは年内に発売されるといわれています。
Source: Android Authority
(ハウザー)
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- Source:iPhone Mania
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