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「曲げわっぱ」のサイズ感をARで事前に確認! 秋田・大館工芸社のバーチャルショールーム

秋田県大館市に本社を構える株式会社 大館工芸社は、国内で唯一、伝統的工芸品としての産地指定を受けている「大館曲げわっぱ」を製造しています。実店舗やオンラインストアで販売を行う中で、「昨今の状況から店頭に行きづらい」「オンラインストアだと実物製品の大きさがわかりづらい」という課題に着目しました。

そしてこのたび、スリー株式会社と連携し、本社ショールームをVR空間に再現。同時に、展示製品のARコンテンツ(スマートフォンのみ対応)も制作し、公開しています。

バーチャルショールームを体験しました

バーチャルショールームでは、音楽およびナレーションの有無を選択して体験を開始。ショールームの中には、「親子弁当」や「やぐら弁当」、「おひつ」などの大館曲げわっぱ6製品が並びます。まず驚くのが、製品の質感まで伝わってきそうな高精細な映像。そして、白丸をタップするとスムーズにショールーム内を移動できるのもストレスフリーでいい感じです。

製品名の近くにある360°ボタンをタップすると、ナレーションとともに製品が表示されます。その画面の左上にあるARボタンを押すと、実寸大の製品が出現。スマートフォンのカメラに映る背景に重ねることができるので、デスクの上などに出現させ、サイズ感を確かめてみるのもいいかもしれません。製品のARは、スワイプやピンチイン・アウトで向きや大きさを変えることができます。

「大館曲げわっぱ」の特徴

大館工芸社は、樹齢100年以上の貴重な秋田の杉にこだわった製品を販売中。お弁当箱やおひつの中身は、秋田杉の吸湿性・通気性によって冷めても固くならないといいます。この他、熱伝導率が低いことや軽量であること、家庭用洗剤で洗えることなど、使い勝手の良さが特徴です。

今回のショールームでは、人気のお弁当箱とおひつ6製品を紹介していますが、これらの他にも、ライフスタイルや趣向の変化に合わせてさまざまな製品を生み出しています。

PR TIMES
株式会社 大館工芸社(バーチャルショールーム)

(文・Higuchi)

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