台湾メディア経済日報が、Appleはサプライヤーに対し、2021年12月と2022年1月にiPhone13シリーズを増産し、10月に減産した分を取り戻すように要請したと報じました。
10月に複数の理由でiPhone13シリーズを減産
経済日報によれば、iPhone13シリーズおよびiPadのサプライヤーは2021年10月に、中国本土の電力制限による工場の稼働時間制限と、半導体不足により一時的に減産していたとのことです。
また、複数のサプライヤーが工場を構える東南アジアの各国において、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたことで、部品生産だけではなく物流にも支障をきたしていたと同メディアは述べています。
iPadと旧型iPhoneを減産し、iPhone13シリーズの生産を優先
iPhone13シリーズの組み立てを担うFoxconnとPegatronは11月から生産を拡大し、10月の減産分を取り返しつつあります。
Appleは今後更にiPhone13シリーズの生産数を増やすため、新型iPad各モデルで約50%、旧型iPhoneで約25%、当初計画から生産数を削減し、その分の部品や生産能力をiPhone13シリーズに割り当てるよう依頼した模様です。
また、2021年12月と2022年1月も引き続きiPhone13シリーズを増産し、10月分の減産分を補うよう要請したと経済日報は伝えています。
それらの効果が現れているからか、Apple StoreにおけるiPhone13 Proシリーズのお届け予定日までの期間は短くなってきています。
Source:経済日報
Photo:Apple
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania