近年、腕時計のケースとしても多く採用されているチタニウム(チタン)。ステンレススチールの約60%という軽さと、タフさ、錆びにくさ、そして何といっても金属アレルギーを起こしにくいという特性が特徴の人気の素材です。
ただし、加工が難しいこともあって、価格が高くなりがちなのが難点。ところが、そんなチタニウムをケースとブレスレットに採用し、さらにオートマチックモデルでありながらなんと2万円台を実現する高コスパすぎる腕時計が誕生しました。
それが、ドイツウォッチブランド「BOCCIA TITANIUM(ボッチア チタニウム)」より登場した「Classic Collection 3653-01/3653-02」(2万7500円)です。
BOCCIA TITANIUMは、数々のドイツ軍用時計を手がけてきたドイツの時計メーカー、 Tutima社(チュチマ)が1991年に立ち上げたブランド。加工の難しいチタニウムをアクセサリーに加工できるほどの高い技術力を持ち、そのウォッチはドイツ首相も愛用するなど、ヨーロッパを中心に世界で広く愛されています。
ブランド名に“チタニウム”を掲げているとおり、すべてのラインナップに採用しているのは、不純物をほとんど含まない純度99.0~99.7%のチタニウム素材“ピュアチタニウム”。
耐食性や耐熱性、剛性に優れ、軽いのが特徴で、「BOCCIA TITANIUM」では、このピュアチタニウムをケースとブレスレット、そしてバックルにまで採用しています。
ケースは42mm径×厚み11mm、重さはブレスレットモデルでありながら102gと軽く、快適な付け心地。
また、ムーブメントには日本製のオートマチックを搭載し、シースルーバックを通して自動巻きの精巧な動きを眺めることができます。
新作は、「3653-01」と「3653-02」の2タイプをラインナップし、どちらも余計な装飾を省いたミニマルなデザインが魅力。
ダイヤルとベゼルにブラックを採用した「3653-01」は、インデックスにアラビア数字を配してカジュアルなテイストに仕上げています。
ダイヤルとベゼルにグリーンを配した「3653-02」は、12のみアラビア数字を配置し、それ以外はシンプルなバーインデックスというシンプルかつクラシカルな印象です。
どちらも、3時位置にデイトカレンダーを配置し、針とインデックスには蓄光塗料を施して暗所での視認性も確保しています。
ドイツブランドらしい質実剛健さに加え、値段も使用感もストレスフリーな新作「Classic Collection」は、公式オンラインストア限定で発売中です。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/418783/
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