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Amazon従業員から携帯持ち込み禁止ルールの撤廃を求める声、倉庫倒壊がきっかけ

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海外大手メディアBloombergは12月12日、Amazonの従業員から、倉庫への携帯電話持ち込み禁止ルールの見直しを求める声があがっていると報じました。現地時間12月10日に米国で発生した、大規模な竜巻によりAmazonの倉庫が倒壊し、従業員が死亡したことがきっかけとなっています。

Amazonの倉庫が倒壊

米国の中西部や南部では現地時間12月10日深夜から複数の竜巻が発生し、大規模な被害が発生しました。記事執筆時点において、100人以上の死者が出る可能性も指摘されており、米国史上最大級の竜巻被害となった可能性があります。
 
イリノイ州にあるAmazonの倉庫も竜巻の被害にあい、壁が倒壊するなどして少なくとも従業員6名が死亡しました。
 
米メディアABCは公式YouTubeにおいて、倒壊したAmazonの倉庫の動画を公開しています。
 

携帯持ち込み禁止の見直しを求める声

Bloombergによると、米国のAmazonの倉庫で働く従業員は、私有携帯電話のフロアへの持ち込みを認められておらず、自家用車や従業員用ロッカーに保管することが義務付けられています。
 
しかし、今回の竜巻被害により複数の死者が発生したことを受け、一部の従業員は、緊急時の連絡手段として携帯電話を持ち込む必要性があると主張しています。
 
今後、大規模自然災害の発生に備えて従業員の携帯電話持ち込みを許可するのか、それとも引き続き持ち込みを禁止するのか、Amazon上層部の判断に注目が集まっています。
 
 
Source:Bloomberg, ABC / YouTube
(segn)

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