クリスマスシーンを前に、英国の高級車メーカー、ベントレーがユーモアたっぷりのプレスリリースを発表しました。果たして、トナカイは無事に見つかるのでしょうか。
ナイトビジョンで検知
この知らせを受けて、ベントレーはすぐさまベンテイガを配備。同社によると、ベンテイガの3分の2にADAS(Advanced Deer Alert System)という高度テクノロジーが搭載されていて、これはトナカイ捜索に使えるツールです。
このシステムの主な機能はナイトビジョンで、赤外線を用いて暗闇でも周囲の物体を把握できます。また、動物検知機能や、ナイトビジョンでとらえた画像を処理する機能も搭載。1メートル程度の小動物なら前方7メートル先、2メートル超の大型の動物なら140メートル先の存在を検知できるとのことです。
フン除去の洗浄口も搭載
ユニークなことに、フロントグリル内には路面の汚れや埃に加えて、トナカイのフンを除去するための専用洗浄口がついています。
さらに110個のマトリクスヘッドランプは、1つのランプにつき27個のLEDをオン・オフすることでビームパターンを最適化し、メインビームを常に灯すことができるため「北極星と間違われることはない」とうたっています。
一瞬、真面目な内容かと思わせる具体的な詳細を伴うこのプレスリリースの最後は「2022年に、またお会いしましょう。その時には、休暇のおかげで私たちのジョークの水準が向上していることを願っています」という言葉でしめくくられています。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/168825
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi