Instagram(インスタグラム)は、投稿へのコメントにリールで返信できる新機能「Reels Visual Replies(リール・ビジュアル・リプライ)」を展開した。これにより、ユーザーがコメントへの返信を選択した際に、返信動画を作成するためのリールボタンを選択できる新しいオプションが表示される。返信動画は、ステッカーとして表示される。
「私たちは、クリエイターがInstagramで築いたコミュニティを愛しています」。Instagramは、この新機能を発表するツイートで述べている。「だからこそ、視聴者と対話するための新機能であるReels Visual Repliesを開始することに興奮しています」。
We love the communities that creators have built on Instagram.
That’s why we’re excited to launch Reels Visual Replies, a new feature to interact with your audience. You can now reply to comments with Reels and the comment will pop up as a sticker. pic.twitter.com/dA3qj1lAwE
— Instagram (@instagram) December 10, 2021
Instagramの新機能は、リールをより広いソーシャルメディアプラットフォームに統合する。この新機能は、ユーザーが自分のコンテンツに対するコメントに動画で返信できるTikTok(ティックトック)のビデオリプライと似ていることは注目に値する。TikTokは、ユーザーが自分の動画についてより詳細な情報を提供したり、質問に答えたりする方法を提供するために、2020年この機能を導入した。この機能の人気を考えると、Instagramが自社のTikTokクローンに同様の機能を開始したのも不思議ではない。
Reels Visual Repliesのリリースは、Instagramがいくつかの新機能を導入している中で行われた。最近では、年末の「Playback(プレイバック)」機能を新たに導入した。この機能はストーリーのアーカイブを活用したもので、ユーザーは最大10個のストーリーを選択、カスタマイズし、フォロワーと共有することができる。この機能を利用するには、ユーザーが2021年3つ以上のストーリーを投稿しているか、ストーリーズアーカイブをオンにしている必要がある。Instagramがプレイバックの投稿を提案してくれるが、シェアしたい内容を選ぶこともできる。この新機能は現在「数週間のあいだ」ユーザーに提供されている。
また、Instagramは、ユーザーがアプリの問題を報告するためにスマホを振ることができる新機能「Rage Shake(シェイク)」を展開している。振って報告すると、アプリで起きたことを説明し、問題を報告することができる。また、同社は、少なくとも3つの画像または動画を含むカルーセル投稿からアイテムを削除する機能を導入した。カルーセルフィードの投稿は、1つの投稿に最大10枚の写真や動画を組み合わせることができる。今回のアップデートにより、既存のカルーセルからアイテムを削除できるようになった。
また、10分、20分、30分のいずれかでInstagramを休むことをユーザーに思い出させることができる「Take a Break(テイク・ア・ブレイク)」という新機能もテストしている。また、ストーリーに公開スレッドを作成する「Add Yours(アド・ユアーズ)」ステッカーも新たに追加された。この新機能は、他のユーザーのストーリーに対して、プロンプトや特定のトピックに沿って自分のストーリーで返信することができる。
画像クレジット:Instagram
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(文:Aisha Malik、翻訳:Yuta Kaminishi)