スマートフォンの普及で持ち歩かなくなったものといえばデジタルカメラ。スマホであれば撮ろうと思ったときにすぐ取り出せますし、十分に高画質なカメラ機能を備えています。一眼レフなどよほど高性能なものでない限り、わざわざ専用のカメラを持ち歩く必要性は減っていると言えます。
とはいえ、トイカメラはいつだって魅力のあるアイテム。国内唯一のトイカメラブランド、BONZART(ボンザート)が、約8年ぶりに新製品「BONZART ZIEGEL(ボンザート ツイーゲル)」(1万9800円)を発表。カメラが持つ“モノ”としての魅力にフォーカスすることで、カメラを持って操作・撮影するという行為自体の楽しみに溢れた製品となっています。
フロント部は一般的なカメラと異なる流線を意識したデザイン。メインボディとフロントプレート、シャッターボタンはすべて異なる塗装が施されており、独自の上品さがあります。背面部分には操作系のダイヤルやボタンを多く配置することで、アナログな操作の楽しみを味わえるのが特徴です。
ちなみに、フロントプレートとシャッターボタンは取り外し可能で、別のカラーのパーツに変えたり、付属のデコレーションシーを使ったりなどカスタマイズができます。
撮影フォーマットは通常の4:3のほかに、インスタグラム向きの正方形(1:1)、映画のような16:9の3種類から選択可能です。また、ダイヤル操作でVIVID、SEPIA、COMICなどのカラーエフェクトを選べたり、フィルム写真のようなフレームを使ったり、二重露光や動画撮影も楽しめます。
レンズ周りには明るさを調整可能なLEDリングライトを搭載。付属のフィルタープレートで光に色を付けることもできます。レンズ近くにセルフィーミラーを貼り付ければ、自撮りもスムーズ。さらに別売りのコンバージョンレンズを使えば広角撮影やマクロ撮影も可能。レンズの取り付けはマグネット式のため手軽に行えます。
なお、給電方式は乾電池とUSBケーブルいずれにも対応しているところもメリット。フロントパーツには約6mmのストラップ用のホールもあるので、ストラップやカラビナを使って首や肩、ベルトなどにかけて携帯もできます。
トイカメラだからこそ楽しめる操作感を存分に楽しむという行為は、ある意味贅沢な大人の遊びといえるでしょう。
<文/&GP>
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