近年さまざまなガレージブランドから個性的なキャンプギアが登場していますが、この発想はちょっとなかったかもしれません。
アウトドアブランド・HangOutから登場したのは、大・中・小と3種類のシェードを組み合わせることで、機能美と実用性を高い完成度で実現したユニークな焚火台「komorebi」(1万7600円)。シェードの組み合わせ次第で、ダイナミックな焚き火も直火調理も自在に楽しめます。
この「komorebi」、灰受けの上に、小・中・大の3つの枠状のシェードを順に重ねていくというかなり独特な4段構造を備えた焚き火台。重ねたシェードのすき間から炎の灯りを透かし見るフォルムは、一見ちょっと複雑そうに見えますが、実は四隅の脚フレームにそれぞれのシェードを引っ掛けているだけ。
組み立てた状態での本体サイズは幅330×奥行き230×高さ270mm、ソロキャンプで使うモノとして考えるとややボリュームがありますが、すべてのパーツをバラバラにすれば入れ子のようにおさまるので、収納・持ち運びに悩むことはなさそう。
サイズの違うシェードのすき間は、揺らぐ炎を目で見て楽しむほかに、燃焼に必要な外気を取り込む吸気口としての役割も果たします。煙突効果による優れた燃焼効率は、火吹き棒がいらないレベルとか。
また本体側面を構成するシェードが小・中・大と3つに分かれていることには、シーンや目的、薪の種類によって自在にアレンジできるという利点もあります。
例えば3つのシェードを全て使えば煙突効果を最大限に発揮、燃えにくい薪も効率よく燃やせます。逆にダイナミックな炎を視覚的に楽しみたい時は大、中のシェードを外せばOK。中段のシェードのみを抜いても使えます。また熾火を使った直火調理を楽しむ時も、使用するシェードの段数を変えることで熱源からの距離を調整できて便利。
一見なにげなく見える脚フレームにも、強度を損なうことなく軽量化を図るべく穴を開けたり、焚き火の灯りが脚に映らないようブラックカラーをチョイスするなど、きめ細かく行き届いた配慮がうれしい。
機能美を追求した唯一無二の焚き火台、周りとちょっと差をつけられそうな1台、発売は2022年1月を予定しています。
>> HangOut
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/419075/
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