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京都宇治のお茶の匠が開発協力!美味しさをしっかり引き出す”煎茶”ドリッパー誕生!

自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけに、日本茶が静かなブームに。以前は「緑茶を飲むのは、もっぱら手軽なペットボトルで」と考えていた人も、在宅時間が長くなれば茶葉から淹れることもそこまで面倒じゃない。日本茶用ドリッパーで一杯ずつ丁寧にハンドドリップした緑茶が楽しめるカフェも各地に登場して注目を集めています。

ただ普段からお茶を淹れる習慣がない場合、安定した味を自宅で再現するのはなかなか難しい。そこで紹介したいのが、ユニークの新製品「oceanrich TeaDrippar 煎茶モデル」(4190円〜 12月14日現在)。来年3月以降の一般発売に先駆けて、現在クラウドファンディングサイト・Makuakeにて先行販売中です。

一人分の煎茶を誰でも手軽に、しかもおいしく淹れられる、日本茶専用の電動ドリッパー「oceanrich TeaDrippar 煎茶モデル」。

使い方は簡単。好みの茶葉を付属のメジャースプーンで7g計り取ってステンレスフィルターに入れ、カートリッジにセットして本体の電源スイッチをオン。すると本体上部の給湯サーバーが毎分4周の速度でゆっくりと回り始めます。あとは70度前後に沸かしたお湯をサーバーに注いでフタをし、約3分間待つだけ。技術や経験なしで、いつでも安定した味わいの煎茶が楽しめます。

サーバー内部には直径1.2mmの小さな給湯口が2カ所あいており、サーバーが回転しながらゆっくりとお湯を注ぐことで、カートリッジ内の茶葉に水分がムラなく行き渡ります。

そして、茶葉の成分を抽出するカートリッジ底部には直径1.5mmの抽出口がひとつ開いています。注ぐスピードと落ちるスピードに時間差を設けることで、カートリッジに注がれたお湯が一定時間とどまり、茶葉の持つの香りや旨みをじっくり引き出せるのです。

この構造は、ベースとなった「oceanrichコーヒードリッパー」と大きく変わるものではありません。これを日本茶に応用しようと考えたのは、京都府農林水産技術センター 農林センター 茶業研究所。京都・宇治といえば日本茶の本場。同研究所から「このドリッパーなら、誰でも手軽に、安定した味わいの煎茶が楽しめるようになるのでは」との相談を受けて誕生したのが、今回の新モデルというわけです。

もちろん専用モデルとして開発するのであれば、当然カートリッジもそれ専用のものが必要になります。そこで、最高の味わいを追求するべく、同研究所および京都府茶協同組合とともに試作と試飲を重ね、茶葉の旨みを最大限引き出せる抽出方法の実現したとのこと。

本体サイズは幅130mm、高さ140.5mm。湯呑みはもちろん、急須やマグカップ、タンブラーに載せての抽出も可能です。また、コーヒーなどと違い複数回抽出しても美味しくいただけるのも日本茶のいいところ。一般的な茶葉なら三煎まで楽しめるので、仕事場などにおいて休憩ごとに一煎ずつ味わう、というのもいいかもしれません。単4乾電池2本で動作するコードレスタイプなので、屋外で野点気分を味わってみるのもいいかもしれませんね。

>> Makuake

<文/&GP>

 

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