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犬猫用IoTと定期診察のデータをAIで解析! 盲導犬候補のきめ細かい健康管理を目指す

犬猫用の活動量計「PLUS CYCLE」を手がける株式会社日本動物高度医療センター、AI技術群「NEC the WISE」を有する日本電気株式会社(NEC)、公益社団法人京都市獣医師会が連携し、公益財団法人関西盲導犬協会にて盲導犬候補の先進的な健康管理を目指した取り組みを開始しました。

IoTデータ×医療データ×AI分析

今回の取り組みでは、獣医師の診察を定期的に受けている盲導犬候補に「PLUS CYCLE」を装着し、訓練時間を含む日常の活動データ(活動量・ジャンプ回数・睡眠時間など)を取得。この活動データと、京都市獣医師会が施設と連携して実施している定期的な健康チェックによる医療データを「NEC the WISE」で分析し、健康状態と活動状態の関係を学習させます。

これにより、活動データから状態をイメージできる他、ストレスチェック・活動量や性格の変化・健康状態の予測などきめ細かい先進的な健康管理の確立を目指すとのことです。

また将来的には、1頭ごとの訓練情報と健康管理情報を紐付け、盲導犬への適性がある犬の共通特性を把握することによる「盲導犬の育成プロセス改善」や、体調変化などにいち早く気付ける「データ駆動型 予防動物医療」の実現を見据えています。

「PLUS CYCLE」と「NEC the WISE」

このたび活用されている「PLUS CYCLE」は、首輪などに装着することで、ペットの活動量・ジャンプ回数・睡眠時間を測定し、異常があるときはアプリで知らせてくれるIoTデバイス。全国1,000以上の動物病院と連携することにより「テーラーメード型予防動物医療」を展開しています。

また、「NEC the WISE」との連携もこれが初めてではありません。これらをかけ合わせた新しいサービスが「waneco talk」。「PLUS CYCLE」で取得したペットの活動データを「NEC the WISE」で解析し、留守番中のペットが“今何をしているか”を推測して、飼い主にLINEのメッセージを送るというものです。

ポイントは、まるでペットが送ってきたかのようなメッセージが届くことでしょう。例えば、活動データから”今目覚めた”と推測された場合は「いま、起きたよ」などのメッセージが届きます。

「waneco talk」は、2021年12月19日までMakuakeにてプロジェクトを実施していて、12月15日時点での支援金額は2,000万円に迫る勢い。なお、12月22日までに全サポーターに発送を完了させる予定のようです。

PR TIMES
Makuake

(文・Higuchi)

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