コロナ禍によってリモートワークが推進される中でも、接客や作業などのいわゆる「現場依存業務」は多く存在します。しかし、目で見て、考えて、決断・行動するという現場対応のなかには、デジタル技術の力を使って効率化していくこと(現場DX)が可能な業務もあるかもしれません。
そこでこのたび、クラウド録画サービス「Safie」を提供するセーフィー株式会社は、店舗・作業現場など現場での仕事を有する業界の管理職層1,000名(20~70代の男女)を対象に2021年11月4日~8日の期間でインターネットリサーチを行い、現場のDXの実態を調査しました。
今回は、その結果を簡単にまとめてみます。
業務内容や現場へ行く理由から見る、DXの余地
この結果を見る限り、現場依存業務や現場に行かない場合のリスクは、場合によってデジタルツールの導入によって対応できるものもあると思われます。
進まないDX、期待も低め……
これらの結果を踏まえると、現場DXの進捗には業種間での差はありますが、現場依存業務の低減策として、デジタル技術を活用する動きはまだ少ないと考えられるでしょう。
ちなみに、「現場DXが進んでいる」と回答した人の勤め先で導入されているデジタルツールは1位「勤怠・シフト管理システム(40.4%)」、2位「顧客データ管理システム(29.4%)」、3位「キャッシュレス決済(26.1%)」となり、クラウドカメラはどの業種においても10%未満という結果に。
セーフィーは、この結果から、クラウドカメラの普及の余地を見出しています。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/169093
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口