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仏メディアがApple Parkを独占取材〜オフィス内の様相が明らかに

Apple Park
 
フランスのニュースチャンネルTF1が、カリフォルニア州クパチーノにあるApple本社「Apple Park」を独占取材しました。閉ざされたオフィスドアなど、内部の様子が語られています。

珍しいAppleオフィス内の取材映像

スティーブ・ジョブズ・シアター内での新製品発表イベントなどを除いて、Apple従業員以外の人物を本社内に入れることがほとんどないAppleですが、この度仏メディアTF1に独占取材を許可しました。TF1は、従業員たちが話したり、新製品を開発する様子を映像として記録しています。
 
当然のことながら、撮影された映像には未発表の製品に関する情報はいっさい含まれていません。未発表製品があるとみられるオフィスの一部や部屋には、モザイクがかけられています。

多くのドアが閉ざされていた

TF1によれば、Apple Parkの取材中、Appleの秘密主義の文化が随所に感じられ、多くのドアが閉ざされたままであり、撮影したすべての場所について交渉する必要があったとのことです。
 
「スティーブ・ジョブズがApple Parkを設計したとき、未来のオフィスビルを作ろうとしたのです」と、Appleのグローバルマーケティング担当副社長であるグレッグ・ジョスウィアック氏は語っています。「彼は、人々がオフィスから出て、偶然に出会い、コラボレーションし、アイデアを交換するような場所を求めていたので、人々が歩くような場所にしたかったのでしょう」

ヘルスケアに焦点

Appleは、ユーザーはもちろんのこと、医師にも役立つデータを提供することを目指していることが取材で明らかなりました。
 
Appleのヘルスケア担当副社長であるスンブル・デサイ博士は、「私たちは医師と患者の関係に取って代わりたいとは思っていませんが、それを改善したいとは思っています」と述べています。

売上はデンマークのGDPに匹敵

Appleの過去1年間の売上は3,000億ユーロ(約38兆4,468億円)で、デンマークのGDPに匹敵するほどです。
 
このようなリソースがあれば、あとは良いアイデアを出していくだけだそうです。「“想像”できれば“創造”できる立場にあります。私たちはそれを現実にすることができるのです」と、ジョスウィアック氏は結論づけています。
 
Appleは現在、拡張現実メガネ完全自律走行型電気自動車の開発を行っており、数年後には日の目を見る可能性があるといわれています。
 
 
Source:TF1 via MacRumors
Photo:Apple
(lexi)

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