バラバラになった色を6面とも揃えるおもちゃ、ルービックキューブ。1面を揃えるのも至難の業ですが、コツを覚えた人ならあっという間に揃えちゃいますよね。ちなみに現在、6面を全部揃える世界記録はなんと3.47秒(一般的な3×3×3キューブ部門の単発記録・2021年11月6日時点)。実は世界ではルービックキューブの競技大会が多く開催されており、数秒台で揃える猛者たちがしのぎを削っています。
そんなコンマ数秒のタイムも縮めたいというアスリート並みの要望に応えた新製品が登場。それが「ルービックスピードキューブエントリー」(2860円)。6面完成へのスピードを極めるために開発された競技用ルービックキューブです。
「ルービックスピードキューブエントリー」は、最もスタンダードなルービックキューブ「ルービックキューブ ver.2.1」と同サイズ(W57×D57×H57mm)でありながら、より素早く6面を揃えられるよう、新構造のコアを採用しており、大きな工夫をふたつ施しています。
ひとつめはパーツの形状。1面の真ん中にあるパーツ(センターキューブに接するパーツ)の角が他よりも丸みを帯びるように進化。これにより、よりスムーズに列を回転させられるようになっています。
ふたつめはパーツ同士の間隔をやや広げられるようにした特殊な設計。回転させようと思っている列の並びが少しずれた状態だったとしても、そのまま回転させられるようになっています。
6面操作のためには回転作業を何度も素早くこなす必要があります。これら特殊な設計は、素早い動きにパーツを柔軟に対応させられるため、スタンダードタイプの「ルービックキューブ ver2.1」よりも回転にかけるタイムを縮められるのです。
また、「ルービックキューブ ver.2.1」と同様に、表面の色はシールではなくカラープレート仕様となっているため、剥がれたりする心配もなし。
正しい解法を覚えて練習すれば誰でも1分を切るタイムまでは到達できるというルービックキューブ。年末年始にこれで特訓して、特技のひとつにルービックキューブの早揃えを加えてみませんか?
<文/&GP>
【関連記事】
◆フルHDカメラ搭載のヘリ型トイドローンが自動離着陸もあって本格的!
◆レゴ テクニック史上最大級の「BMW 1000 RR」はなんとチェーンまで再現!
◆『頭文字D』高橋啓介のFDがキット化!しかも最初期仕様とプロジェクトD仕様の2種類だぞ!
- Original:https://www.goodspress.jp/news/420662/
- Source:&GP
- Author:&GP