Appleの広告担当副社長のニック・ロー氏が、同社を退社することが明らかとなりました。Ad Ageによると、ロー氏の退社は公式には発表されていませんが、複数の関係者によって確認されているとのことです。
Appleの広告担当副社長のニック・ロー氏が退社
ロー氏は2年前に、フランスのパリに拠点を置く広告代理店グループ「Publicis Groupe」からAppleに移り、マーケティングとコミュニケーションを担当してきました。関係者によると、ロー氏は特にソーシャルとデジタル分野の仕事に深く関わっていたとのことです。
しかし、同社の主なマーケティング手法は、ビルボードやハリウッドの大スターが監督した映画を通じて製品そのものを紹介する長期キャンペーン「Shot on iPhone」のような、より「伝統的」な形式のものであることは間違いありません。中でも、小売店でのブランド体験を推進する「Today at Apple」は、2018年にカンヌで開かれた国際的な広告祭「カンヌライオンズ」の「ブランド体験」部門でグランプリを受賞しています。
ロー氏は、Apple TV+、小売、メディア戦略、デジタル広告など幅広く担当していたということで、後任が誰になるのかについては今のところ不明です。なお、ロー氏がAppleを去る理由や次の行き先についても明らかになっていないということです。
Source:Ad Age via iMore,9to5Mac
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania