Nikkei Asiaが、中国Luxshare PrecisionがiPhoneの組立作業受注台数を今年の650万台から、早ければ来年にも1,200万台〜1,500万台に引き上げるべく江蘇省昆山市に大型工場を建設していると報じました。
大規模工場を建設し、生産能力拡大
Nikkei Asiaによれば、Luxshare Precisionは昆山市にサッカー場40面分に相当する28万5,000平方メートルの製造工場を、総投資額110億元(約1,970億円)で建設中で、早ければ来年から数百万台のiPhoneの組み立て作業を開始する予定とのことです。
また、Luxshare Precisionは新工場に隣接した、Compalが以前iPadを製造していた工場を借り受け、そちらでもiPhoneの組立作業を行うようです。
Appleは年間約2億台のiPhoneを出荷しており、そのうちの約60%をFoxconnが、約30%をPegatronが組み立てていますが、今後、Luxshare Precisionがそれらを上回る可能性があるとサプライヤー関係者は述べています。
攻勢強める中国のサプライヤー
Appleのサプライチェーンにおいて、中国企業が存在感を高めています。
BOEのiPhone向け有機ELディスプレイの出荷数は増える見通しで、Wingtechは新型MacBook Airの組立作業を独占受注したと伝えられています。
Source:Nikkei Asia via 経済日報
Photo:Apple
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- Source:iPhone Mania
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